読んだ本の内容を頭に定着させるために行うべき2つのこと
はじめまして。
事業会社でデザイナをしております、ないしょさんです。
この記事では、DaiGoさんの「知識を操る超読書術」から学び、読書をするときは今後も続けていこうと思えたこと2つを紹介していきます。
はじめに
私は今まで本を読むということを習慣化しておらず、インプットの主な情報元はネットの中から参照してきました。
しかし、デザイナという職業を半年ほど経験し、この職で成長するためには何が必要なのかということを考えたとき、まずはインプットとアウトプットのサイクルを自分の中で作ることが必要になってくるのではと考えました。そして「本」をインプットの素材とすることにし読書を始めました。
ですが、これから読んでいく本は学校などで渡される覚えるべきポイントがまとめられた教科書や問題集とは違い、自分で覚えること・学びたいことを選択していくことが必要になると思いました。
それに伴って、読書したあとでもスムーズに思い出せる状態にしたいという目的ができました。
さらに目的を「本の内容をきちんと思い出したい」というざっくりとした短い言葉に変化させ本を選び、DaiGoさんの「知識を操る超読書術」を見つけ、「目的を叶えられるかも」と思い手に取りました。
1.本を読む前には事前準備が必要
あなたは本を読む際、「せっかく買ったんだし全部読破しよう」「読んでみたけど結局何が大事なんだっけ」と思ったことはありませんか?
種類にもよりますが定価1,000~3,000円ほどの本を購入するというのは安い買い物とは思いませんし全部読みたい気持ちはわかります。
しかし、私の経験上そのように買った本をいざページをめくり読み進め、最後のページに到達したとき得られた知識が本のボリュームに対して少なかったことがありました。
これに対して「しっかり読んでないからじゃない?」のような意見が浮かび上がってきそうですが、まさにその通りで、「その本を読むことで何を手に入れたいのかということを把握して読書をする」ということができていませんでした。
その本からの知識が必要になってくる場面を想定した目的を持って読書をすることにより自分が知りたい知識だけに集中し読むことができるので、その目的が自分の中で達成できればその本は十分な役割を果たしたと言えるでしょう。
今回の「知識を操る超読書術」を選ぶ際や読む前に会社の先輩から「本を読む前になんでその本を読むのかを考えるといいよ」と教えてくださったことを自分なりにやってみたら、まさかDaiGoさんも同じようなことを述べているということを知りました。
そして「自分が何時間・何日間も考えて出す答えよりも、先に誰かがたどり着いた答えを知ることは自分の成長スピードを大きく加速してくれる」という新たな知見につながりました。
2.「想起」による記憶の定着
目的を持って本を読み進めることにより、読むべき部分が限定され絞られた知識のみが頭の中に入ってきますが、その知識を目的で設定した場面で発揮できなければ本を読んだことが無意味になりかねません。
ここで必要になってくるのが「いかに忘れていることを思い出すか」が重要になってきます。
方法として、例えば3ぺージほどの間に自分が知りたかった知識が書いてあったとします。その部分を読みを得た後本を閉じ、頭の中で今書いてあったことを思い出すということをしてください。
この一連の想起により、書いてあったことを自分の頭に定着させ長期的な記憶に分類され、その知識を目的で設定した場面で発揮できる可能性が大きく向上します。
実際に想起をしてみましたが1,2分ほど前に読んだ内容があやふやになっていることが多々あったのでいくら目的を持って集中して読んでいるからと言ってそれが記憶に直結するとは言いきれないと考えました。
さいごに
以上の項目により今では少しずつではありますが読んだ内容を体感的にスムーズに思い出せるようになってきています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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