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「幸せにお金をつくる」に込めた想い

はじめまして。鶴賀奈穂乃(つるがなほの)です。

私のnoteをみつけてくださって、出会えたご縁に感謝です。

『幸せにお金をつくる女性のコミュニティUKA』を設立し、ビジネスコーチとして女性起業家の方々の次元上昇もサポートをしています。

世界中の女性たちが、好きなことを仕事にして、自分らしく軽やかに「幸せにお金をつくれる」ようになるお手伝いをしたいと、日々活動しています。


お金の量は、幸せに比例する!?

わたしの父は「人に頭を下げて仕事をするのは嫌」という理由で、大学卒業以来ずっと、いくつものビジネスを自分で立ち上げた人でした。

典型的な亭主関白な父でしたから、母がすべての家事育児をして、さらに父の仕事を手伝っていました。

父の事業がうまく行っているときはいいけれど、事業が低迷すると家庭の雰囲気が一気に悪くなり、ありとあらゆる我慢をしなければいけない…。

こうしてわたしは、幼いときから自然と「お金の量は、幸せに比例する」という信念を持つようになりました。


バリキャリ会社員から専業主婦へ。 つのるモヤモヤ

フランス滞在時のギリシャ旅行の写真

厳しい父から逃れるように、日本で大学を卒業して1週間後にはパリに留学し、その1年後にはロンドンに移住して大学院を出て、20代半ばで人生で初めて働くことを真剣に考えました。

一生フランスに住みたかったので、フランスの就労ビザが取れるという理由から、日本の自動車メーカーの欧州本社のマーケティング部に入社しました。

帰国してからは、フランス系化粧品メーカーの日本支社、外資系ブランドばかり扱うPR会社、セラピスト育成スクールなどで働きながら、20代後半でしたが年収1,000万円前後をいただいていました。

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大きな転機は30歳のときにやってきました。

母に繰り返し言われていたように「安定したサラリーマンと結婚する!」と決めていたはずなのに、当時グアムで日本食レストランを経営していた夫と電撃結婚をしてグアムに移住。

わたしはメーカーのマーケティングのお仕事が大好きだったので、グアムでもすぐに就職したいと思いましたが、人口17万人の小さな常夏の島にはメーカーがほとんどなく、マーケティングという職種がほぼない!

そのため、幸い夫の収入で生活はできるので、やりたくないことをやるくらいなら…と、専業主婦という道を選びました。

でも毎回夫にお願いしてお金をもらうか、貯金を切り崩すしかないことに、焦りのような、不安のような、不満のようなものを持つように。

夫のことは大好きだったしとても仲が良かったので、そのことで喧嘩ばかりということはなかったけれど、SNS越しに見える友人たちの優雅な生活や、やりがいのあるお仕事の様子がうらやましくて仕方ありませんでした。

大好きな夫との結婚生活。

でもわたしは自分でも気づかないうちに少しずつ、満足のいく収入がないことや、やりがいを感じられない生活へのモンモンとした不満と焦りをつのらせていました。


はじめての「お金をつくる」体験

こどももなかなか生まれず、自分の生きがいややりがいをどこに向けたらいいのかわからない専業主婦生活を、グアムで3年間続けました。

でも試行錯誤の末、自分から立候補して「地球の歩き方」のグアム特派員として記事を書くようになり、報酬はほとんどなくても大きなやりがいを感じられるようになりました。

そしてこのグアム特派員ブログがヒットしたことから、わたしはフォトグラファーとしてグアムで起業することができました。

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ホームページをオープンして1週間後には、日本のお客さまから撮影依頼をいただくようになり、半年後には日本の雑誌CREAからの取材依頼

これを皮切りに、FRaUやゼクシィなどの有名誌や、トリコガイドグアムという雑誌の創刊号の巻頭特集のご依頼をいただくようになりました。

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そしてグアムのローカルアーティストとしてDFSで個展をさせていただいたりと、お金だけではないやりがいを感じられるようになりました。

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フォトグラファーとして起業すると決めたときは、まさかこれほどトントン拍子に進むとは思ってもいませんでした。

ファミリーポートレートの撮影や、アパレルブランドの撮影など、収入もわたしが想像していた金額の3倍くらい。

専業主婦時代と同じように家事をして、レストランオーナーで不規則な働き方の夫とのライフスタイルを崩さない程度にお仕事を選んでいましたが、一年で300万円以上の収入になっていました。

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結婚してから5年。

随分とモンモンとした時間を過ごしてきたけれど、ようやく得意で好きなことをお仕事にして、お金をつくれるようになった体験でした。


ママの私も、フォトグラファーとしての私も大切にしたい

不妊治療のためにグアムと日本を行ったり来たりして、結婚して7年後に、ようやく娘を妊娠。グアムで出産しました。

不妊治療の一環で、食生活やライフスタイルをオーガニック中心なものに切り替え、子育て法もおむつなし育児や、搾乳もしない完全母乳で育てるなど手のかかる方法を選んだので、産後もしばらくはお仕事をせず、娘の子育てに集中することにしました。

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東京に比べたら、本当に大したものが手に入らないグアム。

友人たちがSNSで紹介している便利なグッズやおしゃれなベビィ用品がうらやましいけれど、夫の収入だけではそれらをいちいち日本やアメリカ、ヨーロッパから取り寄せるのは難しい。

「娘には、できるだけ最高のもの、最高の環境を用意したい…」

しばらくは娘中心の生活を送りたい気持ちと、娘のためにも収入をつくりたい気持ちの板挟み。

そんな産後半年を迎えたとき、グアムから日本に本帰国するご夫妻に、グアムの記念にどうしても奈穂乃さんに写真を撮ってほしいとご依頼いただき、撮影を再開することにしました。

娘を夫に預けて、産後はじめてひとりで運転したときの爽快感!

大好きな撮影をしてお金をいただける喜び!

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3時間おきに授乳していたので、ロケ地が遠い時は夫と娘に撮影現場まで来てもらい、直前まで授乳してから撮影を始めることも。

ママの私も、フォトグラファーとしての私も大切にしたい。

どちらも大切にすることで、ママとしての私も、フォトグラファーとしての私も、相乗効果でよりイキイキと楽しめる。

ママでいる喜びと、やりがいや収入のバランスが取れた、最幸の毎日がそこにありました。


ある日突然、夫が失業しました。

娘が2歳になる頃、私たちは娘の教育のこともあり、日本に本帰国することに。

湘南に家をみつけ、『地球の歩き方』の湘南特派員になり、グアムのときのようにビーチで撮影を続けるつもりでした。

10年近くをグアムでレストラン・オーナーとして過ごした夫は、日本でなかなかサービス業以外の仕事をみつけられずにいましたが、なんとか都内の広告代理店に就職しました。

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私のイメージでは、これまで通り夫がメインで収入を作り、私は育児を中心にしながら湘南の海でファミリーフォトを撮影するつもりでした。

同時にグアムで5年間毎日続けていたヨガでもお仕事できるように、ヨガの資格が取れるスクールに通い始めました。

そんな矢先、夫から突然「今度の金曜日のお給料日で、会社を辞めることになった」と言われました。

まさに青天の霹靂でした。

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何度も何度も話しあい、わたしたちは就職をあきらめ、会社をつくることにしました。

何かやりたいことがあったというよりも、家族の時間を大切にしながら生きていくために、どうしたらいいかを考えた結果の起業でした。


お金が先か、幸せが先か?

正直、この起業は間違いだった、というしかないほど、ひどい状態が続きました。

父と折り合いが悪かったにも関わらず、父がわたしたちの起業を応援してくれたこともあり、自分たちの好きなことややりたいことよりも、父が喜ぶだろうことをビジネスにしようとした結果、まったく売上につながらなかったからです。

なんとかしなければと頭では思うけれど、心がついていかないので行動できない。行動できないから売上につながらず、さらに焦る…という負のスパイラルに陥っていました。

実家がずっとそうだったように、大好きだった夫との喧嘩が絶えなくなり、家は安らげる場所ではなくなっていきました。

まだ幼い娘のためにも、夫との関係を修復したいと思うけれど、家族を支えることのできない夫にイラ立ちと落胆を隠せませんでした。

当時病院に行ったとしたら鬱の診断が出たのではないかというほど、ふたりともボロボロでした。

そんな時の偶然の出会いから、まるで藁にでもすがる気持ちで、私は自分たちの「Being(あり方)」そのものを変えなければと、夫と一緒にマインドについて学びはじめました。

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日本とアメリカでマインドを学び、自分の「思考のクセ」をどんどん書き換えていった結果、私はコーチとしてお仕事ができるようになり、売上ゼロから、ひと月で200万円を売り上げられるようになりました。

その後も月商460万円を超えるなど、私の現実は一気に変わったかに見えました。

でも実際はずっと売上が続くのかが不安なのと同時に、一向に売上られない夫に気持ちが離れていくばかりでした。

お金が入るようになればパートナーシップも落ち着き、幸せになれると思っていたのに、深い部分では何も解決していませんでした。

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「お金の量」に囚われていた時代

独身時代に比べて自由にできるお金が激減した専業主婦時代も、夫が急に失業して会社を設立したものの事業が全然うまくいかなかった時も、これまで何度も「お金に余裕ができれば、すべてうまくいくはず」と思ってきました。

マインドを学び「まずは幸せになること。お金はあとからついてくる」と知り、頭でそれを理解できるようになっても「そんなことを言えるのは成功者だからなんじゃない?」と思ってしまう気持ちがどこかにありました。

そしてこれは「幸せになりたい」と、心理学や自己啓発、コーチングなどを学ぶ多くの人がぶつかる、共通した大きな壁だということを、女性のためのセルフコーチングスクールやコミュニティを運営しながら1,000人以上の女性たちをサポートしていて実感しています。

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「お金に余裕ができれば…」と思っていたときは、完全に「お金の量」に囚われていました。

まったく売上を上げられなかった時はもちろん、月に200万円売り上げても、400万円以上売り上げても、不安がやってきました。

もっと売上を上げなければと、家事育児はほとんど夫に任せて、大黒柱ママとして頑張り続けました。そして頑張れば頑張るほど、自信がなくなっていきました。

みんなに感謝されて、好きなことを仕事にして、出版社で講演したり、待望のパリでセミナーを開催したりと、夢をひとつずつ叶えているのに、いつもどこか不安で自信がなくて、そのうちに私は前に進めなくなりました。


「お金の質」に目を向ける

もう一歩も前に進めなくなって、わたしは自分の気が済むまでベッドにこもって過ごしました。それは結果2ヶ月もの時間になりました。

でもこの引きこもっていた時間のおかげで、わたしは「お金の量」よりも「お金の質」に目を向けるようになりました。

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わたしたちが「お金」のことを考える時、収入がいくらか、支出がいくらかなど、ついつい意識が「お金の量」に向いてしまいがちです。

でも実は重要なのは「お金の質」です。

お給料としてお金を受け取っていても、売上としてお金をつくっていても、その仕事をすることで自分がどんな感情になっているかで「お金の質」が決まります。

つまりそのお金が自分の手元にやってくるプロセスで、自分が喜びや感謝を感じているか、それとも不満や犠牲を感じているかということです。

必要な「お金の量」というのは、自分の能力や努力だけでなく、景気や政治などにも影響されるので、自分でコントロールすることがとても難しいことも多いですよね(コロナ不況なんてとてもいい例)。

でも「お金の質」は、働き方や仕事を変えるだけでなく、実は自分の「Being(あり方)」を変えるという、100%自分でコントロールできることで、いくらでも変えることができます。

つまり100%自分次第で、自分の手元にあるお金を「幸せなエネルギーを持ったお金」にすることができるんです。


ママたちにこそ、「幸せにお金をつくる」スキルを伝えたい!

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30〜40代の女性の多くは、結婚・出産・子育てなどのライフイベントで、ライフスタイルを変えなければいけないことが数年おきにやってきます。

しかも2019年には就労年齢の日本女性の7割以上が仕事を持つようになり、多くの女性にとってライフとワークの両立は大きな課題になりました。

働くママに限っていえば、8割以上のワーママが心身の不調を感じています。

「罪悪感」や「不安感」を持ちながら働くママは60%以上。

「つらさ」を感じながら仕事と子育てをしている働くママは73%。

出産後、仕事をやめたい、働き方を変えたいと思ったことがある人は70%以上もいるんです。

次の世代を育てるママたちが、つらそうに仕事と子育てをする姿を子どもたちに見せ続けるのは、あまりに残念なことだと思いませんか?

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ママたちが、好きなことを仕事にして、大好きな人たちとの時間を大切にしながら毎日人生を思いっきり楽しんでいる姿を、日々の生活の中で子どもたちに見せることができたら、それはすばらしい子育てだと思うんです。

そうしたら子どもたちは自然と、

「オトナになるのって楽しそう!」
「人生は楽しむものなんだ!」
「仕事ってワクワクすることなんだ!」
「好きなことをして誰かに喜んでもらえるって素敵だな!」

そう思えるようになると思います。

これって最幸の子育てだと思いませんか?

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仕事、友人関係、パートナーシップ、子育て、介護、ライフワーク…。

人生のその時々で、優先順位をつけたいものは変わるでしょう。

そのとき、「〜ねばならない」「〇〇に言われたから」ではなくて、自分が一番大切にしたいものを大切にできる生き方ができたら、本当に幸せだと思うんです。

お金に縛られるのでもなく、妻や母、娘といった役割に縛られるのでもない。

いつでも、Gift(与えられた自分の才能や能力)を生かして、ハッピーに、幸せなエネルギーを持ったお金をつくることができたら、喜びにあふれた人生の選択肢が増えます。

世界中が大きな変化を迎えている今、お金の価値観も、仕事のあり方も大きく変わっていくと思います。

そんな激動の時代だからこそ、「お金の量」ではなくて「お金の質」にフォーカスすることが大切です。

『幸せにお金をつくる女性のコミュニティUKA』やビジネスコーチングを通じて、これからの時代を軽やかに自分らしく生きる女性たちを世界中に増やしたい!

これがわたしのミッションなんです。

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