どうして、顧客に商材の価値を知ってもらう必要があるか (70)
チコちゃんのようにキラキラした目をしながら、純粋な質問をして、本質をとらえるため、哲学的に紐解いてみる。
ビジネスデザインの最初の仕事は、価値と顧客を仮説するところから始まる。
では、価値と顧客の関係はどう成り立っているのか?それを紐解いていく。
商材にはすでに価値が備わっている。商材の中に価値は存在している。
しかし、存在しているだけでは、顧客に理解、認識されない。
ドイツ哲学者イマヌエル・カント曰く
「これまで,われわれの認識は対象に依拠すると考えられていたが,対象の認識はわれわれの主観の構成によって初めて可能になる」
つまり、対象があって認識するのではなく、
認識するから対象がある
対象を、商材に置き換えてみよう。
商材の価値を理解してもらってこそ、顧客から認識される。
価値を認識すると、その存在を感じ、必要性を感じる、ということ。
ただ、そこに存在していても、認識されない。
価値を明らかにして、認識してもらうアクションが必要。
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