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自分の(トークンの)価値を上げる NFTの世界にて

NFTとは、Non-Fungible Token 非代替性トークン。非代替性とは、代替出来ない。世界に一つしかないもの。例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチ作モナリザ。逆に、代替できるものは、通貨。わたしの1万円札と、あなたの1万円札は、交換できる。それではトークンとは? デジタル資産。例えば、仮想通貨など。

2021年3月22日、ツイッターの共同創設者ジャック・ドーシー氏は「最初のツイート」のNFTをおよそ291万ドル(約3億1500万円)で販売した。誰でも「そのツイート」は見れる。でも、所有していたのはドーシーであり、それを売って、他の人の所有となったいうこと。どうやって証明するの?コピーはいっぱいあるけど。。。ブロックチェーンが証明してくれる。というか、世界の誰もが「そのツイート」は、ネット上で、誰の所有か知ることができる。ブロックチェーンの話はすっ飛ばしますが、「そのツイート」は転売できます。もしかしたら、10年後、1,000万ドルで売れるかもしれない。そう、価値は株のように変化するのです。

さて、今日の本題です。もし、「わたし」というトークンを販売したら。仮に、わたしは高校生で野球選手。この時点で、1トークン500円。家族や友達が買ってくれた。甲子園に出場し、プロ野球選手となった。ファンの人がトークンを欲しがり、トークンの値が、5,000円となった。10年後、メジャーリーガーとなり、ついにトークンの値は、100万円となった。

誰もが、自分の得意とすることで、世界に評価されることは凄いと思う。しかも、完全に才能が開花される前から、サポートしてもらえる仕組みは、とても素晴らしい。しかも、最初からサポートしていた人たちにもベネフィットはあります。

これは、働き方や教育が大きく変わっていくなあ、と感じます。大きな会社に勤めなくても、個々で働けていけそう。そうなれば、みんながみんな、一流大学を目指すこともないだろうから、教育のあり方も変わるだろうなあ。好きな事だけのために、学ぶ。

このNFTとういのは、この世界をとても大きく変えるものだと感じています。

NFTの世界についての詳細は、天羽健介・増田雅史著「NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来」をご覧ください。オススメです。

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