ゆとり教育の本質
{2023.03.06の記事}
最近、落ち込んでいるのとは少し違うんですけど、自分の人生に対してモヤモヤモヤモヤする気持ちによく襲われています。
なので、どこかの誰かがモヤモヤから解放されるきっかけになりそうな話をちょこちょこ書いておこうと思います。
と、言いつつ今日の話は、一方でモヤモヤの種を増やす原因にもなるかもしれませんけど *⌒艸⌒
必要な方に届いてくれれば私はそれで良いのですヽ( ・∀・)ノ
私はゆとり世代です。
初期組です。
世の中では未だに「ゆとり教育が日本をダメにした…。」
みたいな意見も転がっているようなので、ゆとり世代をディスられたことがある人の心の癒しに繋がるような話を書きたいと思います。
初めに書いた通り、私はゆとり初期組なので、円周率は3.14だったり、省かれる前の内容にも軽く触れるような形で一応教えられる…
と、いう経緯を辿りました。
どの年代までそんな感じだったのかは分かりませんが、[ゆとり世代全ての人間が全く勉強してこなかった世代]
というような認識は確実に間違っていますよ!
と、まずお伝えしておきます。
早速本題ですが、ゆとり教育の本質は
[自分が興味を持っている内容を、自分で選択して、自分で学び、それを発表する]
→他人がそれぞれ異なる学び、発表した事柄に対して理解を示す
この流れがセットでした。
ポイントは
・自分が興味を持つ
・自分で学ぶ内容を選択する
・自分で調べる
・自分なりの発表をする
・意見が異なる他人に理解を示す
と、いう点です。
「これをしなさい。」
と、上から言われたことだけを黙ってやっていれば良かった世代とは違って、
[自分が積極性に選択しなくてはいけなかった世代]
なんです。
ゆとり世代は、[勉強する量が少なかった世代]
なのではなく
[勉強する内容を自分たちで選ぶ世代]
だったんです。
こういう部分を理解している人、少ない気がするんですよね。
会社で、新人や後輩に
「こういうときはこうしなきゃダメだよ。」
と教えたら
「なるほど~。」
と、返される
↑このシチュエーションにイラっとするという意見をたまに耳にします。
「指摘されたことに「なるほど~。」と返すのは良くない。」
という意見も分かるのですが、ゆとり世代は
「自分はXという意見、他人はYという意見、それをお互い理解しましょう。」
という教育を受けてきた世代なので、先輩が
「こういうときはこうしなきゃダメだよ。」
と言ったら、それは先輩の意見なので、
「なるほど、先輩はそういう意見なのですね。」
と、いう感覚になるのは全くおかしなことではないのです。
だから
「なるほど~。」
と返す人本人を否定するのは、少し早計かもしれませんよ。
私個人的には、学校ではそれまで
「自分の意見、他人の意見の違いを認めていきましょう。」
が当たり前だった世界から、[自分より上司や先輩が、自分の意見が違うことに全く理解を示してくれない社会]に出たとき、
「これだから他人の相違を理解できない世代は…。」
って、心の中でバカにしてました●>∀<
まぁ、総対数が圧倒的に不利なので、ゆとり世代を一方的に責められて終わるのがオチなんですけどね。
自分が興味を持つことに対して自分なりにとことん調べ、それを発信する。
今の時代に必要なスキルだし、現にゆとり世代はしっかり活躍しています。
「自分は自分、人は人だから~。」
と、ゆとり世代全開のメンタルで進んでこれた人は良いのですが、私のように
「自分は自分、人は人だから~と、思ったらめっちゃ叩かれた~何でじゃ~!?」
って状態を経験した人は多分
[自分のせいではない部分で自分を責められる ]
っていう経験をしたと思うので、そういう理不尽な経験から心が重くなっちゃった人が、少しでも楽になれるような話を書きたくてちょっと書いてみました。
どうしても、[ゆとり世代を叩きたい世代]って人数が多いから、丸め込まれがちなんですけど、ちゃんと学校で習った通り
「他人の意見は他人の意見~。」
で、右から左に流して良いですからね◎
自分の意見は自分の意見として持っていて良いと思いますよ!
ゆとり世代初期組は特に、
・学校で言われたこと
・社会で言われること
全然違う~!!!
を経験して、
社会で言われたことを信じてきたら、結局それじゃダメじゃん…。
って、今、本当に自分が何を選択すべきなのか迷いやすい時代なのかなって、私は思うんですよね。
それで、私個人的には[社会で言われたこと]じゃなくて、
『自分を信じて良いんですよ!』
って背中を押したいんです。
あなたはあなたを信じてあげてくださいね〃⌒∀⌒
必要な方にこのメッセージが届きますように。
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