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【変わる生活で増える負担】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

最近ぼくの、新しいチャレンジに気が付いてくださる方とのご縁が増えて、うれしいです。

体の不調を訴えて、鍼施術を受けに来ていただいている患者さんたちですが、そんな僕の身の周りのちょっとしたことを話題にして、話しかけてくださる。

・フェイスブック「10日間アートチャレンジ」
・noteの更新
などなど。

馴染みの患者さんに限って言えば、おカラダを拝見すれば、なるほど、このコロナ禍のメンタルストレスにも負けない体づくりが進んでいるのかなぁなんて思います。


東日本大震災あと、ストレス症状や精神疲労で体調不良を訴える方が多かった。

今回の感染症騒動でも、同じような経過をたどられる方が多くなるんじゃないかと、心配していました。

事前にご縁のある患者さんたちには、そんなことをチョコチョコと話をしていたので、みなさん用心して過ごしていただけたみたい。



精神面は鍼施術の折、心配事やご不安なことを話題に、胸の内の負担をおしゃべりしながら発散していただくようにしていたので、継続して鍼施術をさせていただけた患者さんたちの経過は良い。

でも、在宅勤務などで生活様式や一日の過ごし方が変わった人は、環境変化のストレスで、肉体疲労や運動不足などで体調を崩される方が多い。


・通勤しないための運動不足
・座りっぱなしの在学勤務
・椅子が合わない
・動かない
・見にくい画面で眼精疲労
・慣れないリモートワークで精神疲労
・動画の撮影でストレス
などなど。

リモートワークで居ながらにして、諸々の用事やお仕事を済ませられるのかと思いきや、不慣れな椅子や家族に気を使うリビングでの作業、近所の音や声を気にしながらの遠隔会議や動画通話。

コロナ禍で在宅勤務される方が増え始めてから、オフィスで使うパソコン用の椅子の需要が増えているのだとか。

家のリビングでパソコン作業や動画会議などをするために、仰々しいパソコン用の椅子を買ってみたけど、サイズが大きくてリビングの自分の席に入らなかった、なんて笑い話を聞くこともあります。

動画を撮りためて配信される方などは、いつもと違う仕事へのかかわりで、気疲れもするみたい。
完成した動画を先方に確認してもらいながら、たびたび修正したりするなどの話を伺うと、プロで動画配信されている方たちの大変さを垣間見させていただくきっかけになったりして。


長年慣れてきてしまった「仕事疲れ」や「偏り疲労」。

そんなオフィスワーク疲れの眼精疲労や肩こり、腰痛症状を訴えて、最初に鍼施術のご縁をいただいた方々。

変わる生活で増える負担は、体も心も慣れていない分、つらさもひとしおみたいです。

ぼちぼち緊急事態宣言が解除されてきて、仕事や学校での過ごし方が変わるこれから。

予測を超えた生活の多様性に適応していくためにも、毎日の疲れをしっかり解消していかないと、変化の波に心身は疲弊しちゃいそうです。


毎回鍼施術に来られるたびに、そんな「変化の波」に不慣れなおカラダの状態を、おしゃべりを交えながらご説明させていただくこの頃。

ぼくはといえば、コロナ禍でも生活様式が全く変わらないので、心身は引き続き安定している状況です。

そんなぼくだからこそ、「変化の波」による体調不良を「定点チェック」できるのかな。

新しい生活に慣れるまで、「変化の波」を上手に乗りこなせるように、鍼施術をさせていただきながら、こまめにアドバイスさせていただけたらなぁと思います。

慣れた先に、今まで以上に快適な生活がもたらされますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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