2017その6_-_コピー

【「回復力」という体力】

暦が秋になり、連日の暑い日の合間にも、涼しさを感じられる日も、ぼちぼちと増えてきました。
暑さ寒さも彼岸まで、なんていいますから、これからそんな涼しい日が増えてくるのかな。

さて、そんな突然気温が下がるダイナミックな気象の変化は、カラダにも当然のように影響を与えます。
涼しい風にあたることで、カラダはそこまで秋がきているのだろうねぇと実感し始めて、季節にかなったカラダ作りを進めていく。

そんな季節にかなったカラダ作りを進めていくうえで、とても大切な条件があります。
「回復力」という体力です。

カラダを季節にかなわせて本来の力をとりもどす「回復するための力強さ」がどれだけあるかで、モデルチェンジしていくときのカラダの不調の現れ方や、回復時間にも差が現れる。

最近、お若い患者さんが体調不良を訴えて、鍼施術を受けに来られます。
若くても、体力があっても、異常な季節の移ろいには、カラダのモデルチェンジに負担がかかります。
そんなダイナミックなカラダの変化に適応するために、わざわざ体調不良という形で、カラダが移行期間中だということを教えてくれています。

若さがあるからこそ、こうした力強い変化をおこして、都合が悪いけど変化の兆しを体調不良という形で示してくれている。

回復、モデルチェンジに集中するためには、シンプルな生活が必要。
忙しさや気持ちのストレスがかかっていると、カラダ作りに集中できませんからねぇ。

夏休みが終わって、発表会やコンクール、運動会や定期テスト。
お若い学生さんたちにとっては、気持ちのストレスとスケジュールの忙しさが、カラダの回復を邪魔する季節。
そんな時だからこそ、鍼施術が役に立てば幸いです。

毎日の臨床で、チョビット気がついたことを、書きこんでみましたとさ。


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?