アウトプットで成長のスピードをあげよう!
何かを学ぶ時、身につける時、まずはインプットしますよね。
初めてなんだから。
何も分からないんだから。
もちろんインプットは大事。
でもインプット重視の人が、割合としてだいぶ多い気がするんです。
特に日本人はインプットを重視している雰囲気を感じます。
インプット : アウトプット= 9 : 1
日本人はこれくらいだそうです。
ただ、この情報はネットのいくつかのページで見かけた比率ですが、その根拠が示されているものはありませんでしたのでご了承ください。
ちなみに、インプットとアウトプットの黄金比と呼ばれるのは
インプット : アウトプット= 3 : 7
文献によってはこの比率が
2 : 8 とも1 : 9 とも言われています。
いずれにせよ、圧倒的なアウトプット重視です!
なぜ日本人はこれほどインプット重視なのでしょうか?
真面目な国民性?
完璧主義?
そんな要素も関係がある気がするんです。
ただ、日本の教育制度によるところが大きいかもしれないと思いました。
小学校からの授業。
圧倒的なインプット重視です。
もちろん学校によって、先生によって、教科によっての差はありますし、時代と共に変わってきているでしょう。
それでもインプット重視には変わりなく、そうやって学んできたことから、何かを学ぼうとしたら
「インプットしなきゃ。」
の思考が成立してしまうんじゃないでしょうか。
授業をたくさん受けたり教科書を読み込むよりも、問題を繰り返し解いた方が効率がいいことに気がつく人もいるでしょう。
そんな人はきっとアウトプットを大事にしてどんどん成長していくと思います。
自分で気がついて、それを行動にうつせる人はどれだけいるのでしょうか。
アウトプット重視は、何も学校の授業だけではなくほとんどの学びに活かせるかことです。
資格取得、英会話、あらゆるスポーツ、営業、販売、作品製作、SMSの発信などなど。
「アウトプットは、ある程度できるようになった人がやること」
というイメージはありませんか?
あるとしたら、それがアウトプットの妨げになっていると思います。
ひたすらインプットして、
「いつか自信がつくくらいになったらアウトプットしよう。」
「自信がないのにアウトプットして恥をかきたくない。」
「まだ自分はアウトプットするくらいのインプットができていない。」
とか。
それって、どこまで?
どこまでやったらアウトプットしていい領域に入って、
どこまでやったらアウトプットできる自信がつくんでしょうか?
領域や自信は目に見えるものではないので分かりにくく、ずっとインプットし続けることにはならないでしょうか。
分かりやすいのが英会話ではないでしょうか。
「発音がうまくできないから、文法が間違えそうだから、もっと勉強してから英会話始めよう。」
これです。この意識。
誰かに英語で話して恥をかきたくないなら、人に話さない形でのアウトプットから始めればいいです。
音声を聞きながら真似して発音したり。
覚えた文を繰り返し言ってみたり。
英語の歌を歌ってみたり。
目にはいった物を順番に英語で言ってみたり。
自分の感情を英語で独り言言ってみたり。
やり方はいろいろあります。
ただ、私は中学英語が分かればどんどん英会話していった方が効率的に学べると思っています。
私が学びにインプット重視を意識するようになったのは、英語の勉強がきっかけでした。
40歳から英語を勉強しようと思った私はスタートが遅いこともあって、
なるべく効率的に
なるべく早く
なるべく無理せず
身につけられる方法を探していました。
その結果、「勉強法の勉強」をたくさんしたんですよね。笑
「その時間もさっさと英語の勉強したらいいのに。」
と思うかもしれませんが、私には重要事項でしたし、それを学ぶのも面白かったんですよね。
本を読んだり、ネット記事やYoutubeなど片っ端から調べました。
もちろん本によって、人によって、お勧めする内容は変わってきます。
私も最初から「アウトプット重視でいこう!」と思った訳ではありません。
本当に初心者からのやり直し勉強だったので、中学英語の復習から始まり、いいと思った様々なことを試していきました。
初心者の頃から、
発音する、歌う、文章を作って言ってみる、そして外国人との英会話など
アウトプットする時は、自分に負荷がかかるのが分かります。
負荷がかかる分、ちょっと面倒くさく感じたり、英会話だと緊張したりもしました。
でも、その負荷はそのまま成長へ繋がる感覚がありました。
アウトプットするには、能動的に、主体的に取り組む必要があり、思考して、口や耳や手など多くの感覚を使っていきます。
だからこそ記憶に残りやすく、アウトプットしたことがそのままインプットに繋がっていきます。
そして、アウトプットにより自分のできていない所が明確になり、そこに焦点を当てて復習し、次回以降に改善していけるのです。
そして、圧倒的に学びの効率が良くなる。
成長のスピードが早くなる。
吸収の度合いが変わるんですよね。
と、実体験から実感しています。
noteも何書くかも決めずに見切り発車しましたが、書くことによって書きたいものが分かり、自分の書き方も分かってきました。
「上手に書く方法を学んでから」とか「書く方向性を決めてから」では私の場合は始めることができなかったかもしれないので、勢いで始めて良かったと思っています。
コーチングのセッション練習も、コーチングの基本スキルの講義を受ける前からスタートしました。
自分なりに動画や本での学びはしていたけど、アウトプットの効果を分かっていたから勇気を出してスタートできたんです。
実践してなんぼ。
行動してなんぼ。
アウトプットしてこその成長。
アウトプットなしの時は、学んでも分かったような分かってないような。
頭では分かったけど落とし込んでないような。
それがアウトプットして、インプットしてまたアウトプットして。
そうなると、
「ああ、あの説明はこういうことだったのか!」
と全てが自分事として捉えられるようになるので分かりやすいです。
体に染み入るように理解が進むんですよね。
新しいチャレンジする時はちょっと戸惑ったり勇気が必要だったりもするけど、やってみる方が絶対お得だと思います。
アウトプット→結果を元に修正、改善→アウトプットを繰り返して、試行錯誤しながら成長していく。
これは全般的に当てはまると思います。
もしあなたが今、
結構インプットしたのにまだアウトプットできずにいるなら、
思い切ってアウトプットを始めてみることをお勧めします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?