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渋谷とYokoso Japan !


昨日久しぶりに週末の渋谷に行った。

街には、人が溢れ外国人が6割残り4割が日本人だ。

私がウェルカムジャパンキャンペーン『 visitjapan』のPRの仕事をした経験がある。
それが2006、7年頃だったと記憶する。当時の小泉純一郎首相と当時国土交通省の石原伸晃大臣が日本に外国人を受け入れろとの大号令のもと行ったキャンペーンだ。

それが功をそうしたのであろう。
今では20,000,000人を超え30,000,000人の人たちがこの国を訪れている。私が関わった当時はまだ年間80,0000人程度しかこの国には外国人がこなかった。
当時日本にいる外国人のイングリッシュティーチャーはほぼキリスト教の啓蒙活動家などだった。


さて、問題はここからである。
お陰様で現在は多くの飲食店は潤い。多くの宿泊施設も潤う。いいことずくめのようにも思う。しかも再開発等で渋谷も10年前とは街並みも毛色が違ってきていた。

渋谷は再開発ラッシュで全てが大型ビルの参加に下りパブリックなお店となった。
小さな小汚い雑居ビルの中にある怪しいお香屋もなくなり、古い古着屋もなくなり、雑居ビルの中にあるレコード屋も減った。まだギリギリ、スペイン坂の雑居ビル群がある程度になってしまった。
外国人は初見で渋谷を楽しむ。路上でタバコも吸えるし、酒も飲めるそんな国は台湾とタイベトナムくらいだ。先進国でできるのはおそらく日本と台湾くらいだろう
渋谷もこれだけ人が溢れると、おそらく道路も柵ができでき始め、人を規制しだしてくるだろう。
では彼らは次にどこに行くだろう。まだ恵比寿目黒大崎代々木この辺は人がまばらだが、アングラな街並みのあるところに人が流れるだろう。
そして次に田舎の我々が気づかないゴールドポイントを見つけ、そこに人が流れる地域住民の人が何も知らない川に人が集う。静かな田舎町の山でキャンプが始まる。
飲食店は賑合いを見せるが質より量を求める外国人はサービスと質にこだわりを見せないため内容は既存より劣化するから地域住民は利用しなくなる。

昨日行った渋谷のお店の前のお好み焼き屋はいかにも日本風を切り取った居酒屋だが、我々が求めているパフォーマンスのお店ではない。
なんとなく化学調味料の味がしなんとなく食べれる。しかし、食べた後になんの余韻も無い。

良い意味ではグローバル化になったのであろう。日本特有のマニアックなサービス、過剰すぎるほどの料理のこだわり。これこれを提供するお店が格段に減った。
多くの人がグローバル化したし、多様の方が利用すると言う事は内容が希薄になり、物事の質を減らしても行動を増やすと言うことだ。

おそらく日本人特有の阿吽と言うものも減り言葉同士のやりとりもLINEと言うツールにとって変わっている。
今の若い世代からすると年配者や理解されにくい。トラブルは逆に減ったのではないか。良い意味で、今の若い人にはチャンスも増えてきたのではないか。いつの時代もおい、若者いつの時代も昔とは違うそれはその時代時代であると思う。

グローバル化することで発達することもある。グローバル化することになくなることもある。ふと渋谷で感じた。昨日の出来事だ。

#小浜渚 #小説 #執筆活動 #インバウンド #出会い #マーケティング #旅

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