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台北の電気街へ - 八徳路電気街、光華商場、三創生活園区 【2020 台北旅 #04】

まだ続くんかい!と、そろそろツッコミが入りそうな台北旅行記Vol.4です。Vol.3はこちら。

台北の秋葉原? 台北の華強北? 八徳路電気街・光華商場

一応こういった場所は見ておかなくてはいけないなと思い、調べておいた電気街。MRTの忠孝新生駅から数分。見慣れたPCメーカーの看板を掲げたショップがたくさん見えてきます。

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このあたり一角が電気街の「八徳路電気街」となっていて、

こちらがその中でも大きな商業施設「光華商場」。商業施設というよりも、ラジオデパートといったほうが良いかもしれない。雰囲気的には深センの華強北をギューッと凝縮して一つのビルにまとめた感じ。(深センの電気街についてはこちらを見ていただけると)。

ゲームやPC、自作PCパーツから電子工作用の(怪しげな)部品を扱う店、オーディオ店、スマホやPCの修理店まで、問屋なのか小売店なのかわからない感じの小さなお店が沢山入居している。

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以前華強北に行ったとき、お店の人たちはこちらから話しかけない限り何もアクションを起こすことがなかったのだけれど、ここの人たちは「何か探してる!?」「いらっしゃーい!」的な感じで積極的に話しかけてくるのが印象的だった。

マウスに埋もれながら店番をするわんこ。

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ネオン管もこういうところで買うと安いのですよねえ……(著作権的にアウトっぽいモチーフ)。

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この光華商場には「All Gender Restroom」があった。

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三創生活園区に家電量販店の最新形をみた

光華商場のお隣にあるのが2015年にオープンしたという商業施設の「三創生活園区」。ここは雰囲気が光華商場から打って変わって、電気街にあるとは思えないくらい、お洒落で超現代的。面白いのは、百貨店のように、フロアごとにカテゴリーが別れており、その中で各メーカー/ブランドがそれぞれインショップ型の店舗を出店していることだった。

こちらはXiaomiのショップインショップ。ものすごい混雑でレジに大行列が出来ていた。昨年末に、いくつかの製品の日本展開が始まったけれど、電動歯ブラシやロボット掃除機、炊飯器は想像つくとして、サングラスや鍋まで売っていて、もはや家電メーカーという範疇を超えていた。もちろん、すべての製品が実際に触れるようになっていて、店頭にはメーカーの社員(多分)が数人立っている。

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基本的に建物の壁側にズラリと各メーカー/ブランドのインショップが並んでいて、それ以外のスペース(建物の中心寄り)は、これまた百貨店平場に似たような形でインショップ展開できない規模のメーカーやブランドの製品をセレクトして並べている構成になっていて、これもある意味百貨店に似ている。

あまり店内写真を撮れなかったのだけれど、どの売り場もお洒落かつ気軽に触って試してみたくなるようなディスプレイがされていて、思わず長居してしまった。ひと休憩できる気の利いたカフェもちらほら。カメラの三脚コーナーなんか、謎の中華メーカーからGITZOまでがズラリと並んでいて堪らんし、Peak Designのコーナーにはほぼフルラインナップが並んでるし(日本で店頭でフルラインナップ見れるところほとんどなくないですか)。とにかく、見ていて、非常に楽しかった。

「Pioneer DJ」の売り場(めちゃ広い)にはDJブースがあってお兄ちゃんノリノリでした。

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平場は全体的に什器が低めで全体を見渡せるようになっていたのも、ストレスを感じにくかった原因かも。

そしてこちら三創生活園区にあった、POSベンダー大手「SUNMI」の体験型ショールーム。この三創生活園区自体、BtoB向けのプロダクトを扱っているわけでもないのに、BtoB向けの製品を作っているメーカーがショールーム出店しているという事自体が面白い。toB向けのソリューションとはいえ、セルフ端末なんかは特に最終的に触るのはお客様だから、お客様に受け入れてもらえないといけないのだから、この出典は理にかなっていると思った。

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リテール店舗向けのIoTプロダクトや無人(セルフ)店舗向けソリューション、最新の決済端末などが展示されてました。

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セルフ店舗向けのPOS端末。スキャンがめちゃくちゃ早かった。

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日本でもちょくちょく見かけるようになった電子棚札。

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こちらはホテルのセルフチェックイン機。設置されている機器はすべて、ふらっと立ち寄って自由に体験できるようになっていた。ところでSUNMIってXiamo傘下のメーカーという認識で良いのでしょうか?(どなたかご存知でしたら教えて下さい!)

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Samsungのショップもすっかり旧正月モード。

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思ったよりも三創生活園区が面白く長居してしまったので、偶然見つけたカフェでひと休憩。

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お洒落なお店見つけてラッキー、と思ったら「天成文旅-華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation」というデザインホテルのラウンジ&レストランだった。

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暗くなったあとの八徳路電気街もなかなかいい雰囲気。

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散歩しながら晩ごはんのお店へ移動。

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台北MRTは「出口」の表記が独特。

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晩ごはんは「MR.MEAT (肉大人)」でひとり肉火鍋を堪能

最後の晩餐はこちらで。肉火鍋のお店、その名も「MR. MEAT(肉大人)」。

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お店の扉に「発酵」の文字が踊っていた通り、ベースのスープは何かしら発酵要素が含まれていて、「発酵白菜鍋」「発酵ニンニク鍋」「発酵唐辛子のピリ辛鍋」の3つから選びます。私は発酵白菜鍋をセレクト。発酵とはいえ、酸っぱさはほぼ感じず。白菜の他にもきのこなど色々入っていてお野菜もたっぷり食べれます。

ちなみに、1人1鍋スタイルなので、忖度なく自分の食べたい味を選べるのも良い。

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お肉は牛、豚、鴨など、様々なお肉を100g単位で少しずつ頂きました。台北に来てイベリコ豚やらアメリカの牛肉を注文するのはなかなか不思議な感じでしたが、ほぼ日本のしゃぶしゃぶに近いスタイルで頂けて、美味しかった。

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しかし、台北のレストランはほとんど「inline」というサービスでネット予約できるのがホント助かる。

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台北の夜はまだまだ続きます(スピークイージー巡り、Vol.2が待っている)

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台北旅行記(2020.01.18 - 01.20)

#01:食と写真を楽しむ2泊3日
#02:台北のスピークイージーと北投の建築巡り
#03:シンプルすぎるが癖になる、宜品福州乾拌麵/松山文創園区さんぽ
今お読みの記事です👉 #04:台北の電気街へ - 八徳路電気街、光華商場、三創生活園区
#05:台北はやっぱりバーが楽しい/KIKI麺食べれずKIKI Restaurantへ


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