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うまくいかないことはドラマになる

先日、京都・大阪へ旅行に行ってきた。大学時代の友人に会ったり、母と京都観光をしたり、大阪の親戚に会ったり。いつもの日常にはない刺激的な時間を過ごした。おかげで私の思考はぐちゃぐちゃで何から書こうかまとまらないのだけど、今日は1日目に考えたことを書こうと思う。




1日目

大学時代の友人と会う。
WBC準決勝で日本がメキシコに勝利した日。


出発前、朝起きて旅行の準備をしているとテレビではWBCの準決勝日本VSメキシコがしていた。新幹線の中でもWBCの試合をスマホでチェックしながら、「やっぱり村上は打てんなあ・・・」と母と話したりしていた。


母とは大阪で別れて、私はそのまま京都に行って友人と会った。大学時代の友人6人中4人が結婚している。結婚していない少数派の私からするとやはり焦る。でも、いつも会うたびに1人の友人が言ってくれる。


「絶対大丈夫やで。」


自信を持ってそう言い切ってくれるのだ。上から目線でもなく、ただ私を信用しきった様子で絶大な「大丈夫」を言ってくれる。その友人曰く、タイミングの問題だけで、私は必ずいい人に出会えるらしい。



🚶‍♀️…


大学時代の友人とも別れて、夜は母と合致。ホテルのテレビをつけると今日のWBCの様子がニュースでやっていた。今大会不振だった村上のサヨナラでメキシコに逆転勝利!


これもタイミングだなぁと思った。今大会日本代表の4番として期待をされていた村上。本人が1番プレッシャーを感じていただろう。その期待に答えられず思うような結果が出ずに準決勝を迎えた。


準決勝。サヨナラ逆転の一打。観る側としては、その一打で今まで打ててなかった結果なんてどうでもよくなる。むしろ、ここまで不振だった村上が逆転サヨナラを打ったということがドラマになる。村上よく頑張った!よく打った!!と、WBCを見ていた日本中がそう思ったんじゃないだろうか。


もしこれが期待通りの結果をこれまでの試合でも出していた中でのサヨナラ一打だったら、そこまでの感動もなかっただろう。



「今まで打てなかった」ということが村上のドラマになるのだ。



ああ、そういうことか。誰もが、うまくいかないことよりも思い通りに事がうまく運んで欲しいと思う。でも現実はそうじゃない。うまくいかないことの方が多いように感じる。でも、うまくいかないことは、自分自身のドラマになるのだ。村上の逆転サヨナラを見てそう思った。



うまくいかない時期は辛い。諦めたくもなるし、やめたくもなる。もういいやって投げ出したくもなる。その時に大事なのが長い目で見ることだと思う。うまくいかない事が続くと目先の結果にこだわりがち。はやく、すぐに、と結果を望んでしまうからだ。でも、目先の結果にこだわるほど、力んで負の悪循環になるんじゃないかと思う。



そんな時に、今の状況はこの先のハッピーな人生を彩る演出に過ぎない、と長い目で捉えることができれば、ちょっとは気持ちは楽になる。今の状況も客観的に見つめることができる。



「絶対大丈夫やで」と言ってくれた友人もそういうことが言いたかったんじゃないかと理解している。いつか必ず素敵な人に出会える、それは数ヶ月後かもしれないし、1年後かもしれないし3年後かもしれない。そのタイミングが人によって異なるだけ。


焦りを感じている私としては、今すぐにでも自分のパートナーに会えたらいいのにと思うけど、この時間すらがドラマになっているということか。そして、この先パートナーに出会った時に、「ああ、あの時焦ったり不安になる必要なんてなかったじゃん」なんて思うのかな。


人生には名シーンもあれば、問題ばかりが起こるシーンもある。そんな人生も自分の人生として、ドラマの1シーンだと思って、楽しむ気持ちを持っておきたい。そんなことを思った旅行1日目でした😁


最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️