「受け入れる」とは

「受け入れる」とは、どういうことか。最近もやもやと考えている。

「受け入れる」
人の主張や要求を聞き、それを承知・容認すること。 聞き入れること

意味は理解できるけど、その上でもやっとしている。よく自己啓発本に「まずは受け入れること」と書かれているけど、その「受け入れる」がよく分からないのだ。

・嫌いな自分を受け入れる
・弱い自分を受け入れる
・現実を受け入れる
・相手を受け入れる

という感じで、受け入れることを勧められることが多い。本を出すような人が、揃ってそう言うってことは、理想の自分になるため、より良い人生にしていくためのステップとして大事な要素なんだろうなと思う。でも、受け入れるってどういうことなのか。どういう状態を言うのか。

「受け入れる」
人の主張や要求を聞き、それを承知・容認すること。 聞き入れること

「受け入れる」とは、言い換えれば

「自覚する」「知る」ということだろうか。

・どんな自分が嫌いなのかを知る
・自分の弱みを自覚する
・今抱えている問題を自覚する
・相手を羨ましく思っている自分を自覚する

受け入れるとは、「自覚する」ということ。
自分自身を知ること。

こういうことなのかな。

自分のことはわかっているようでわかっていない。自分の好きなこと・嫌いなこと・心地いいと感じること・ストレスになっていること。どんな暮らしが理想で、どんな仕事がしたくて、どんな人生にしたいか。

自分が考えたことを毎日noteに書いていても分からないと思うのだから、自分を知ることは難しい。それとも難しく考え過ぎなのか、、、、

でも、ここまでnoteを書いてみて、「まずは受け入れることから」と言われる理由がわかった気がする。自分自身を知らない限りは、今の現在地もこの先の進む方向も分からないから。

受け入れるとは、自分自身を知り、自覚すること。
↓
受け入れた先に（自分を知ることで）、自分が抱える課題や方向性が見えてくる。
↓
課題や方向性が見えれば、そこに向かう方法や手段を考えることができる。
↓
方法や手段がわかれば、目指す方向へ進む事ができる。

こんなイメージかな。これも結局、啓発本に書いてありそうな雰囲気出てるけど、言葉にするとこうなっちゃうな。あとは、自分自身で体現して感覚として掴んでいくしかない。それができればもっと自分なりの言葉で書けそうな気がする。

自分を知らない中で、ああしたい・こうしたいを考えていたとしてもそれはぼんやりするよなあ。だって今の自分がぼんやりしているから。

それともう一つ。受け入れるというのは、言葉で言うのは簡単だけど、苦しくしんどいことでもあるということ。なぜなら、自分が目を向けたくないことにも目を向けて、自分を知っていく。それが受け入れるといことだから。いい部分・好きな部分・楽しい部分だけに目を向けていては、それは自分を受け入れる（知る）ことにはならない。受け入れたくない自分も自覚する・知る。そこで初めて受け入れたと言えるのだと思う。

というわけで、まずは、好きな自分も嫌いな自分も自覚することから始めてみようと思います😁