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わたしの嫌なことリスト

嫌なことリストを作ってみようと思う。

嫌なことリストとは、その名の通り、自分にとって嫌なことを書き出していくもの。好きなことを知るのと同じぐらい、もしくはそれ以上に、嫌なことを知ることは大事なことなんじゃないかと思う。嫌なことが減れば減るほどストレスの少ない日々になると思うから。

そんな暮らしは理想もしれないけど、その理想に少しでも近づくには、好きなことを見つける努力よりも、まずは嫌なことを知りそれをしない努力をすることの方が先決かもしれない。

好きなことをしている自分を想像するのもワクワクするけど、嫌なことをしなくていい日々を想像するともっとワクワクする。嫌なことが減った先に、「じゃあ何をしようか?」と好きなことに出会えるんじゃないかとも思う。

2023.6.24






1、会社員として働くこと

会社員として働くことが嫌だ。働くことが嫌いなんだと思っていたけど、働かさせれているのが嫌なんだということがわかった。自分がやりたいと思わないこと、やる必要を感じないことも、やらなきゃならない。時間や場所に縛られ、週5日、1日9時間も拘束される。周りを見渡せば、仕事漬けになっている人たち。ああ、息苦しい。働く場所も時間も自分で決める。自分が必要なお金を得る分だけ働く。働かされるのではなく、働きたい。


2、長時間働くこと

働かされているからそう思うのか、働く時間はできるだけ短くしたい。1日3時間とかで、自分が生活していけるお金が稼げるぐらいでいい。無理はせず細く長くできる仕事がいい。働く時間を増やしてまでお金をたくさん稼ぎたいとは思わない。それよりも自分が好きなことややりたいことをするための時間を多く過ごしたい。いつか働かされている状態から抜け出して、仕事をやりたくてやっている状態になったら、また違った感覚になるのかもしれないけど。


3、怒っている人が近くにいること

怒られるのも嫌いだけど、怒ったりイライラしている人が近くにいてその空間を一緒に過ごすのも嫌いだ。好きな人なんていないだろうけど、あんまり気にならない人はいると思う。羨ましい。怒りやイライラは人をものすごく嫌な気持ちにさせる。そこまで怒ることなのか、イライラすることなのかと思うものの、それを口に出すのもエネルギーがいるし、そもそも口に出したところでとも思う。そうは言っても私も怒りを感じたりイライラすることはある。周りに申し訳ないなと思いながら、自分のこういうところが嫌いなんだと自己否定をしている。怒りやイライラと上手にお付き合いできるようになれたらいいなと思う。


4、人にお願いすること

仕事で少しだけ営業の仕事をすることがあった。営業は数字を追いかけないといけないところも苦手だけど、社内の人たちに確認に回って、お客さんのために少し無理をお願いしないといけないこともある。それがどうも苦手。お願いされる側であればなんとも思わないけど、お願いする側になると一気にストレスになる。嫌がられると分かっていることを自らお願いすることや、嫌な顔をされるのが嫌だ。営業の人はすごいなと思う。


5、雑談すること

雑談がどうも苦手。雑談と言っても色々なシチュエーションがある。エレベーターでの移動時間での雑談、職場でのちょっとした雑談、外出先で偶然会った時の雑談、誰かを待っている間の雑談、美容院での雑談など。少しの時間の場つなぎ的な雑談もあれば、美容院での雑談のような長めの雑談もある。とにかく間を繋ぐということは変わりなくて、その会話自体には特段意味はない。場つなぎが目的だから話込むことしないし、自分の胸の内を語ることもない。そうなると、この会話には意味があるのだろうかとか、あまり長く話し過ぎても相手は迷惑じゃないかとか、色々と考えてしまう。相手もどうせ覚えていないのだから、どうでもいい話をしてればいいものを、色々と考えてしまうから苦手だ。



6、干渉されること

両親が過保護タイプだったからその反動だろうか。干渉されるのが嫌いだ。誰に干渉されることもなく、自分のペースで自由に過ごしたい。その方がイキイキとご機嫌に過ごせる。ちなみに言うと、自分の後ろに立たれるのも苦手。リビングのソファに座っている時、電車に座っている時、スマホの画面を覗かれているんじゃないかと気になってしまう。ただの自意識過剰なだけだと思うけど、他人の目線が気になってしまう。


7、働く場所・時間が決めれていること

雇用されて働く限り、ほとんどの場合が働く場所・時間は決められている。その日にやるべき仕事が終わっていても、定時になるまでは帰ることはできない。会社にいる間は仕事をしなければいけない。給与をいただいているのだから当然のことではある。サボっていようが適当にしていようが、毎月給与を同じ額いただけるのだからそれはそれでありがたい。ありがたいのだけど、やっぱり働く場所も時間も、仕事内容も自分で決めて自分のペースで進めていくことが理想だ。もしそれが実現したらしたで大変なこともあるのだろうけど。そしたら、隣の芝生は青く見える現象で、会社員の働き方が結局良かったとか思うのかな。


8、大きな音

大きな音とか声が苦手。さっきも朝起きてnoteをゆっくり読んでいると、窓の外からゴミ袋に入れた大量の空き缶をガシャンガシャンする音が隣の家から聞こえてきた。心臓がドキっとなってびっくりしたし、何よりもガシャンガシャンするその数秒がもそのすごく不快だった。会社でも声の大きなおじさんがいるけど、ちょっと苦手。電車並に声が大きいと思っている。私が席の近くの人と会話をしていると、そのおじさんが遠くの席で別の社員と会話をしているにもかかわらず、そのおじさんの声で私たちの会話が聞きとりづらくなってしまう。職場での電話の音も苦手。とくに内線の音が大きくて毎回鳴るたびに少し不快な気持ちになる。


9、久しぶりに会うとき

長年の付き合いでこれまで何度も会って話をしたことをある親しい友人でも、久しぶりに会うとなると緊張する。頻繁に会っていれば緊張することはないんだろうけど、この年になると友人に会う機会も自然と減る。月1で会うのも緊張する。昔はそこまで感じていなかったけど、年齢を重ねるごとに強く感じるようになった気がする。それは多分、自分に自信がないからだと思う。ちょっと寂しい理由ではあるけど。会ったらなんてことないんだろうけど、会うまでがどうも緊張する。だから親しい人に久しぶりに会う前は、楽しみとかよりも緊張と不安の方が大きかったりする。


10、苦しくなるまで食べること

外食に行った時には気をつけないといけないとわかっていながらも、普段外食はほとんどしないものだから、久しぶりの外食にテンションも上がるしせっかくだからたくさん食べたい!という気持ちから、ついつい食べ過ぎてしまう。いつもは腹8分目のところを、外食となると腹10分目まで食べて「お腹いっぱい!!美味しかった!」と満足するならいい。でも、10分目を越えて「お腹いっぱい・・・お腹が苦しい・・・」となるとこれは食べ過ぎ。その場合は、体内で消化しきれず翌朝もお腹に昨日食べたものが残っている感があってそれも不快。外食であっても、腹10分目は越えてはいけない一線であることは忘れてはならない。


11、期待して落ち込むこと

期待しなければ落ち込むこともないから楽だとわかっている。だから期待しないでおこうと思うのだけど、そう思ったところで簡単にできるものでもなく、やっぱり期待してしまう。そして、自分が望む期待通りにならなかった時は落ち込む。だったら初めから期待なんてしなきゃいいのにと思うものの、期待しないというのもなかなか難しい。期待しないという意識が強すぎるあまり、余計に期待をしてしまうのかもしれない。だとしたら、いっそ期待してしまう自分を受け入れてみようか。期待しないようにするのではなく、期待してもいいとする。押してダメなら引いてみる作戦だ。


12、息が詰まるように仕事をすること

暇は暇でしんどいけど、息が詰まるように忙しく働くのもこれまたしんどい。忙しいと時間があっという間に過ぎて1日の仕事もあっという間に感じる。かと言って、息が詰まるように働くのは嫌だなと思う。不健康極まりない。やっぱり定期的に休憩を取りながら、自分のペースで気分よく進めていける仕事がいい。


13、なにもしない時間

なにもしない時間も大切というけど、それはそれで苦手。常に何かをしていたい、していなきゃいけないと思ってしまう。これは現代人あるあるなのかもしれない。仕事中に手を休めてぼーっとしていれば、周りから心配されるか変な目で見られるだろう。何よりその場合、自分自身が目のやりばがなくて気まずい。だから、「ぼーっとする=スマホの画面を見る」になっているように気がする。一人居酒屋とか一人でバーとかも少し憧れるけど、店主が料理を作る目の前のカウンターで一人ぼーっとしながらしっぽりお酒を飲むのも、目のやり場に困る。だからここでもスマホ。スマホと目を合わせていれば気まずくない。そうやって私たちは何もしないぼーっとする過ごし方を忘れつつあるのかもしれない。


14、1日中部屋に引きこもること

この前の休日、1日家で過ごした。外に出たのは、夕食後の散歩の時だけ。外は暑そうだったので家で過ごすことにしたのだ。良かれと思ってそうしたものの、部屋で1日クーラーの効いた部屋で過ごすのは快適なようで快適ではなかった。ずっと部屋の中にいるとだんだん息が詰まりそうになってくる。クーラーの部屋にいると体がだんだんとダルくなってくる。自分は引きこもり体質ではないことがわかった。1つの場所に留まることなく、外に出て外の空気を吸って気分転換が必要みたい。


15、おいしくご飯が食べれないこと

「10、苦しくなるまで食べること」とかぶるけど、結局のところ、私はおいしくご飯が食べたいのだ。お腹いっぱい苦しくなるまで食べてしまうと、次に食事をするときにお腹が空いていなくて、せっかくのおいしい食事もおいしさが半減してしまう。おいしく食事ができないことは、わたしにとってかなりのストレスになる。常においしく食事をするために、腹8分目を心がける。


16、予定を詰め込むこと

1日の予定を詰め込むと、「楽しい」よりも「疲れた」の感覚が残る。予定は詰め込みすぎず、とくに休日なんかはあれやこれとやりたくなるけど、予定は1つぐらいにしておくのがちょうどいいのかも。時間も1日の大半を丸々使うのではなく、午前中だけとか、遅くても16時とか夕方までには終わるように予定を立てる。心地いい暮らしには余白は必要。


17、大人数の空間と団体行動

大人人数の空間と団体行動が苦手。たとえば、会社などで全社員が集まっての会議や食事会。とくに自分のことなんて誰も気にしていないとわかっているけど、自意識過剰な自分が現れて、どう振る舞ったらいいのかわからなくなる。とくに帰り際なんてのはすごく苦手。帰り際のもう帰れるはずなのに、立ち話をして全員が様子を伺っているあの感じ。ああ、ここが海外だったらこんな空気の読み合いなんて生まれないのかななんて思ったりする。


18、働く価値観が違う人と働くこと

極力働きたくないという価値観で働く人もいれば、働くことが苦じゃないという価値観で働く人もいる。働く人が苦じゃない人は、昼休みになっても仕事をしているし、定時になっても帰らない。休憩したいとか定時に帰りたいという絶対的な気持ちがないように感じる。私は極力働きたくないので、そういう人と一緒に仕事をすると、少しやりづらい。昼休憩のことを考えず、予定を組もうとする。お客さんの都合を考えてそうするのはわからんことはないけど、自分の昼休憩を返上してまでする必要はないと思う。でも、お客様を神様のような存在として考える日本では、私の考え方は間違っているというか、自己中心的なワガママ人間のように感じてしまう。


19、湯船に浸かれないこと

実家のリフォームが始まったためお風呂が使えない。そのため、おじいの家のお風呂を借りているのだけど、湯船に浸かると遅くなってしまうので、ここ数日はシャワーのみの生活を送っている。3日4日すると、朝起きた時に下半身に疲労感がある。疲れが取れてない感があって、あー湯船に浸かりたいなあと心底思う。この休日は銭湯にでも行こうと思っているわけだけど、はやく家のお風呂に入りたい。


20、せっかちなこと

私はせっかちだと思う。なんでも自分のペースで進めたいと思うし、自分の思うペースで事が進まなかったらすぐにイライラしてしまう。自分一人で完結することであれば自分のペースが乱れることはないというか、そうなったとしても自分の責任だから納得がいく。でも、人が関わることでペースが乱れた場合、その相手のせいにしてるからイライラするんだと思う。そんなせっかちな自分が好きではない。大したことでもないのにすぐにイライラしてしまっている自分を毎度毎度否定する自分もまた嫌だなと思う。せっかちから始まる負の連鎖である。もともとの性格がそうなのか?考え方や捉え方の問題なのか?これは変えらることなのか?海外とか行ったら価値観変わるのかな?


21、納得できないことをすること

私が、何かを決めたり、何かをする時に大事にしていることは「納得感」だ。全てが自分の納得のいくことだけをするというのは無茶な話であることはわかっているけど、それでも極力自分が納得していないことはやりたくない。納得していないこととは、やらされていることである。やるやらないを自分で選ぶことはできず、誰かに決められたことをすること。そこに自分の意思はない。やらされていることは全然楽しくない。自分がやりたくてやっていることは楽しいし、たとえどんな結果であっても、自分が納得したことであれば受け入れることができる。こういう性格だからきっと会社員には向いてないんだろうなと思う。


22、お菓子を爆食いすること

やらないと心では決めていても、たまにやってしまうのが人間の性である。休日のお昼ご飯を食べ終わった後に、家でYouTubeを見ながらダラダラ過ごしていると、動画のお供にお菓子が食べたくなる。お菓子を食べながら動画を見続けていると、満腹中枢がバカになって、あれやこれやと家中にあるお菓子を食べ尽くしてしまう。もうお腹は苦しいのに、満腹中枢がバカになっているから、脳は「もっともっと」と欲しがる。こうなってしまうと、もうダメ。あー、今日はもうダメな日だと諦め、私は歯止めが効かなくなった欲に溺れていき、心身ともに心地いいとは真逆の時間を過ごすことになるのである。こればっかりは何もいいことがないとわかっているので、お菓子の爆食い断ちを図るため、日々思考錯誤を重ねている所である。


23、会社の飲み会

ここまで読んできた方はお察しかと思うが、会社での飲み会も苦手である。まず大人数での場が好きでない。そして仕事が終わっても会社の人と一緒に過ごすのも気が進まない。会社の人たちのことは好きなんだけど、飲み会となると話は別。自分の中であくまで仕事上での関係性なんだろうな。それでも、なんだかんだ参加してみれば楽しかったりすることも、これまでの経験からもわかっている。だから今までは嫌だなと思いながら参加して来たけど、最近は参加しなくなった。参加したらしたで楽しいけど、参加しなかったら参加しなかったで楽しい。どっちやねん!


24、マシンガントークをされること

一方的にマシンガントークをされることが苦手だ。特に、早口で大きな声でされた時はけっこうしんどい。会話のテンポ合うかってけっこう大事だと思う。私はおしゃべりなタイプではないけど、かと言ってずっと聞き手側でも苦にならないかと言うとそんなことはなくて、自分もしゃべりたい派だ。話す:聞くのバランスが、5:5ぐらいがちょうどいい。ただ、根がおしゃべりではないので、コンディションによっては全然話したくない気分の時もある。そういう時はほぼ聞き手に回るしかないのだけど、結局相手の話を聞くだけなのでそれはそれで苦手だ。かと言って話したいこともないのだが。困ったものだ。


25、急いでご飯を食べること

急いでご飯を食べることは好きじゃない。せっかく美味しいご飯なのに、急いで食べると味わえないし、食べた気がしないし、もったいない。人と会話しながら食べていると、会話に集中して味わって食べることができないから、一人でゆっくり味わいながら食べる食事時間も至福の時間である。誰かと会話をしながらの食事も楽しい、一人で味わいながらゆっくり食べる食事は美味しいって感じかな。滅多にないけど、たまに急いで食べないといけないことがある。仕事で予定が詰まっている時。急いでご飯を食べるのは嫌なので、極力忙しくならないように予定を組んでいるけど、たまに急な予定なんかが入って、急いで食べなきゃいけないことがある。お弁当をゆっくり食べれない予定になった時点で私の心は乱れるし、気分が下がる。それだけ私にとって食事時間は1日の楽しみな時間なのだ。




おわりに

毎日1つずつ書いていた、いつぞやの嫌なことリスト。今こうして、おわりにを書いているのは、2023年10月6日の私です🌞

これを書き始めたのが、6月24日になので4ヶ月ほど経ちました。ずっとnoteの下書きの1番下にあって、書き進めるのが長いことストップしていたのと、「ここで終わり!」としないと、いつまでも考えられそうなテーマなので、25個の嫌なことにて終了とさせていただきます。


ちょうど昨日、私の暮らしの先生である、なにおれ(@lemologue)さんの過去のYouTubeライブを聞いていると、

「やりたいことより、
やらないことをしない人生の方が、
てっとりばやく幸せに近づける」


ということを仰っていました。


やりたいことをやるための人生を考えがちですが、やりたくないことをしない人生を考えてそれを実現することを目指すことの方が、簡単かつ幸せなのかもしれません。

上記で書いた嫌なことをしなくていい日々を想像すると、今よりも確実にストレスフリーで心地いい日々になるような気がします。

私の嫌なことリストを見てもわかるかと思うのですが、やりたいことを実現するよりも、やりたくないことをしないことを実現する方がハードルが低い気がします。極論、やめればすぐに実現できます。さすがに極端ではありますが、そういうことだと思います。

やりたいことがある人生も希望があって素敵ですが、日々を心地よく過ごすために優先すべきことは、やりたくないことをやらないための人生を考え実現することなのかもしれません。

あなたにとって、嫌なこと・やりたくないことは何ですか?😁

2023.10.6 なぎっこ






最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️