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わたしの履歴書

半径5mを前向きにする人、なぎ🌻です。
今日は記念すべき初投稿ということで、自己紹介をします!

わたしの履歴書

わたしは2021年7月まで、キャリアアドバイザーをしていました。
社内転職支援実績トップのキャリアアドバイザーとして、これまで1000人以上のキャリアに真剣に向き合ってきました。

わたしのこれまでの半生をキャリアアドバイザーらしく、履歴書にまとめたのでまずはこちらをご覧ください。

私の履歴書①
わたしの履歴書②

キャリアの軌跡

中国留学中にトイレに落ちるという経験をしたんです。
清潔な日本に住んでいるみなさんには想像し難いことだと思いますが、中国は日本ほどトイレが整備されておらず、滑って転んで便器にはまってしまい、気づいたらおしりは汚物まみれ。ふぅ〜衝撃〜!
しかもこれ、ど田舎の公衆トイレとかではない。
中国第4の都市、天津の街中のスーパーで、です。
(この時は偶然居合わせた優しいおばさんに助けられ、ウェットティッシュと替えの服を買ってきてくれて着替えも手伝ってくれました。優しすぎて涙が出ました。)

その衝撃的な経験から、社会を支えているようなものに関わりたいなと思いました。
就活では商社やメーカーなどを中心に何社か内定をいただきましたが、「ねじは”産業の塩”と言われていて何を作るにもねじが必要」ということと、のちの上司となる面接官の人柄に惹かれて1社目のねじメーカーに就職を決めました。

ねじ屋さんでの葛藤

ねじメーカーではいろんな部署を経験させてもらいました。
人事からキャリアをスタートさせて、品質保証、営業、最後は海外貿易の部署へ。
メーカーってお堅い社風なので、普通ここまでジョブローテーションがあることは少なく、社内でもこれだけ異動しているのはわたしくらいで、当時はせっかく慣れてきた頃に役割が変わるので本当に苦労しました。

でも、バックオフィスからお客様とのフロントである営業、ものづくりの要である品質保証、ものづくりの最前線である海外貿易の仕事を経験させてもらったおかげで、製造業がどのように回っているのかを勉強することができました。
いろんな部署のいろんな年代の方と関わることが多かったので、調整力も身についたと思います。
いろいろな職種を経験できたことが2社目の転職エージェントでも活きていて、大体の人の仕事内容や悩みに共感できるという強みにもなりました。

貿易の仕事は入社当時から志望していたので、中国の仕入先を何社も担当し、中国語で交渉したり新製品の開発を一緒にやったりと充実していました。
しかし、異動して1年ほど経ってから、仕事が楽しいと感じなくなったのです。

貿易の仕事というのは、必要な製品を、最適な時期に、最適な品質で仕入れるのが仕事なので、うまくいってる時は何も言われず、トラブルがあると責められる。そんな性質の仕事です。
加えて「ねじ」という商材はお客様から感謝されづらい商材です。
ホームセンターでねじがあったからといって「こんないいねじをありがとう!!」なんてならないですよね(笑)
なにより、わたしは人が好きです。人に喜んでもらうことがモチベーションの源泉な人間です。

それなら、「目の前の人を笑顔にできる」ような仕事がしたい。
そんな思いから人材紹介会社(転職エージェント)に転職を決意しました。

天職との出会い

人材紹介会社は転職したい求職者と、採用したい企業とをマッチングするサービスを提供しています。
多くの人材紹介会社が、求職者側のキャリアをサポートするキャリアアドバイザーと、企業側の採用支援をするリクルーティングアドバイザーと役割が分かれているのですが、
わたしは最初キャリアアドバイザーを担当しました。

そこでの仕事はまさに「目の前の人を笑顔にする」ための仕事。
目の前のキャリアで悩む人が前を向けるように徹底的に向き合い、伴走する。その結果望んだキャリアを叶えられて感謝される。最高の仕事でした。
その後企業側の採用支援に異動し、求職者と企業と両方をサポートできるようになりました。

そんな時に、事業部立ち上げの話が舞い込みます。

突然東京のマネージャーから電話。
「製造業に特化した転職支援をする部署を愛知に立ち上げるから、お前一人でやって」

衝撃すぎて言葉が出ませんでした。

わたしのミッションは、これまで売上の2割にも満たなかった製造業だけで、最短で売り上げを立てること。
しかもコロナウイルスが猛威を奮い、製造業は軒並み大ダメージを受けていたときでした。

死に物狂いで働きました。立ち上げるためならなんでもすると、日中は企業に電話をかけまくり、打ち合わせを申し込み、夜は求職者の方と面談。土日で求人を作成しまくるという生活を半年続けました。
その結果、無事売上目標を達成。事業部として立ち上げに成功しました。

立ち上げも軌道に乗ってきた頃、また東京のマネージャーから電話が。
「東京の組織がダメダメだから立て直しにきてほしい」

またもや衝撃すぎて言葉が出ませんでした。(笑)

赴任した部署は1年半にわたり目標未達が続いている部署。
若手も多く、教育も行き届いていない状況。
またもや死に物狂いで働きました。自分が成果を出すのは当然。
それに加えてチームメンバーにもコミュニケーションを取り、勉強会をしたりスキル向上のために面談に同席したり。
その結果、赴任から3ヶ月目で1年半ぶりに売上目標を達成!
気づいたらわたしは全社でもトップクラスの成果をあげるキャリアアドバイザーになっていました。

高い評価を受け、成果も出し、側からみたら絶好調のわたし。
でもまたモヤモヤし出します。

そもそも、わたしは「目の前の人を笑顔にする」ためにこの仕事をしてきた。
でもコロナの影響もあり転職のハードルが急激に上がってしまったことから、わたしが力になれない人がたくさんいる。
キャリアって「転職」だけでなく、「今の会社で頑張る」ことや、「副業」「起業」など、いろんな選択肢がある中で、わたしは「今募集している企業への転職」でしか目の前の人の役に立てていない…

今まで全力で走り続けてきたけど、
これって本当にわたしのやりたいこと????

でも、いざ自分のこととなると何がやりたいのか全くわかりません。
仕事で散々、「やりたいことはなんですか?」「将来叶えたいことは?」と聞いていたわたしが、何もわからなかったんです。情けない。

次の挑戦へ

わからないから聞くしかない、走りながら考えるしかないと思いました。

だからまず、50社以上の企業の方と会いました。

業界や仕事で毛嫌いせず、いろんな人と話をするうちに、
なぜ惹かれるのか、なぜ響かなかったのかがわかるようになってきます。

その中で【仕事にワクワクする大人を増やしたい】という「成し遂げたいこと」に気づきます。

もう一つ、【営業としてもっとスキルアップしたい】という気持ちにも気づきます。
これまでは「転職したい/採用したい」というニーズが顕在化された人たちへのアプローチでしたが、まだニーズが顕在化されていないけど必要なサービスを提供するということに魅力を感じ始めます。

その2つから、ある業界向けの社員のスキルを見える化するサービスを提供するSaaS企業に転職を決めました。
未経験からIT業界営業へのチャレンジです。
この転職を「成功」とさせるかどうかは自分次第。
茨の道ですが、成功させるために死に物狂いで挑むだけです。


そしてもうひとつチャレンジを決めました。

【仕事にワクワクする大人を増やす】ために、個人でキャリアアドバイザーをします。
漠然と今の仕事楽しくないなという人
このままでいいのかなと思うけど、転職にも踏み出せない人
「やりたいこと」を考えるけど全然わからないという人

わたし自身もそうだったように、悩んで一歩を踏み出せない人の力になりたい。

そんな思いでnoteを始めました。
これを読んでいるあなたが、少しでも前を向けますように。


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