半径5mの人たちを前向きにする人、なぎ🌻です。
このnoteでは、1000人以上の転職をサポートしてきたわたしが、キャリア戦略や転職活動の悩みを少しでも前向きに解決できるような情報を発信しています。
前回から面接編。面接で気をつけるべき基本について書きました。
今日は面接でよく聞かれるあの質問について、わたしなりの答え方のコツについて書いていきたいと思います。
今日の結論
志望動機でありがちなこと
志望動機というと、こんなことを思い浮かべる人が多いと思います。
・御社は世界シェアNo.1の製品を製造し、技術に長けているため、自身のスキルアップになると思い志望しました。
・御社は東証一部に上場しており、業界内でもトップクラスなため、そんな環境で成長したいと思い志望しました。
・御社は自宅からも近く、年間休日や福利厚生においても働きやすい環境が整っているため志望しました。
転職エージェントをしていてありがちな志望動機を挙げてみましたが、みなさんが面接官だったらどう感じるでしょうか?
どれも、薄いと感じませんか?
志望動機が薄くなるのは〇〇にとっての〇〇しか話してないから!?
これらの内容はなぜ薄いのでしょうか?
理由は簡単。
自分にとってのメリットしか話してないから
です。
そもそも志望動機は、応募企業への本気度を問うために聞きます。
恋愛に例えるとわかりやすいですが、告白された時に
・なぜ好きになったのか(きっかけ)
・自分のどんなところが好きか(魅力に感じている部分)
・この人と付き合ったらどんな未来が待っているか(将来性)
が気になりませんか?
面接も一緒で、どれだけ優秀な人でも応募企業に対する熱意や一緒に働く意欲が感じられなければ、志望度が低くてすぐ辞めそうという印象を抱かれてしまいます。
先ほど例に出した3つは、自分のメリットしか話しておらず、話していることも企業HPに書いてあるような情報を並べただけなので、熱意を感じづらいのです。
では、どうしたら濃い志望動機になるのでしょうか?
ポイントは2つです。
ひとつずつ解説していきます。
自分の原体験を入れる
原体験を入れると、ただの「御社大好き」という志望動機から一気に深みのある志望動機になります。
例えば、わたしは前職の転職エージェントに転職する際の志望動機でこのように話しました。
なぜそう考えたのか、「原体験」のエピソードを入れるだけで、志望動機に深みを持たせることができます。
「なぜなぜ分析」で徹底深掘り
上記の「原体験」を思い出すには、思考を深掘りにないといけません。
そこでおすすめなのが「なぜなぜ分析」です。
いきなり「なぜ御社なのか」を考えると難しいので、いくつかに分解して考えましょう。
わたしを例に、「なぜなぜ分析」してみます。
いかがでしょうか?
ここまで深く分析すると、これがこのまま志望動機になります。
また、志望動機の質問に付随して聞かれる、
・今後どのようなキャリア形成をしていきたいですか?
・5年後、10年後どうなっていたいですか?
・●●業界でもあなたの希望は実現できそうですがどうでしょうか?
・なぜ競合他社ではなく弊社なのですか?
・転職エージェントではなく、●●のサービスでも良いのではないでしょうか?
などの質問にも対応できるようになります!
これから面接を受ける方、就活生の方もぜひ参考にしてみてください!
ではまた〜🌻