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【体験記】転職のプロが、転職活動してみた 〜面接編①〜

半径5mの人たちを前向きにする人、なぎ🌻です。

このnoteでは、1000人以上の転職をサポートしてきたわたしが、キャリア戦略や転職活動の悩みを少しでも前向きに解決できるような情報を発信しています。

前回は面接準備について書きました。

今日はいよいよ面接編。面接で気をつけたことやよく聞かれる質問の対策を、2つに分けて書いていきます。
百戦錬磨のわたしが、いかにして面接を切り抜けたのかについてお話します!

今日の結論

【面接のポイント】
・Web面接は”表情”と”聞く姿勢”と”環境”を整えろ!
・面接官は人生の”決断の基準”の見ている
・志望動機は”なぜなぜ分析”
・転職理由は”辞めない証”
・成功体験より”失敗体験”
・逆質問は”最後のアピールポイント”

Web面接は”表情”と”聞く姿勢”と”環境”を整えろ!

昨今、コロナウイルス感染対策の影響で増えてきたWeb面接。
わたしもすべての企業の一次面接がWebで、内定をいただいた2社の最終面接だけ対面でした。
(ベンチャー企業は最初から最後までWeb面接という企業の方が多い気がします)

Webは対面での面接より楽。
たしかにそうです。
でも、実は面接通過率は圧倒的に対面面接の方が高いのです。

これは転職エージェント時代のデータですが、
対面面接の一次面接通過率は60%程度。
一方でWeb面接は40%です。

なぜWeb面接の方が通過率が低いのでしょうか?

それは、心の距離は物理的な距離に比例するからです。

みなさんはリモート飲み会はされたことありますか?
いつもなら楽しい大勢での飲み会も、リモートだと
なんとなく会話が被ったり、
誰が話し出すか分からずそわそわしたり、
いつもなら大爆笑の鉄板ネタがいまいち盛り上がりに欠けた経験はありますでしょうか?

対面ならお互いの空気感や、呼吸、細かい表情の動きが見えて「場の空気」がつくりやすいのに、リモートだとうまくいかない。

面接も同じで、対面なら目を合わせて互いの表情を見ながら話せるので、あなたの良いところを感じ取りやすいのですが、Webだと情報量が少ないため、良いところを見つけきれず、通過率が下がってしまうのです。

Web面接にはコツがいります!
■表情
■聞く姿勢
■環境
です。

■表情
前述のリモート飲み会の例のように、Webだと表情がより読み取りにくくなります。
いつも以上に表情豊かに、声ははっきりと大きく話しましょう!

わたしは面接前に必ず、
・両手でほっぺをぐりぐり
・目尻のあたりを上下に引っ張る
・口角の上げ下げ
・これ以上ないってくらい笑顔にして10秒キープ
という笑顔エクササイズをしてました!

騙されたと思ってやってみてください!
これだけで、めちゃめちゃ好印象になります😼

■聞く姿勢
そもそもWeb面接は「面接官と目が合う」ということが物理的に不可能です。
しかし、人間目が合わないと、ちゃんと話を聞いてくれてないのかなと不安になる生き物。

だからこそ、「目が合ってる」という錯覚を起こさせるのです!

Webカメラをずっと見ていると相手の画面から見ると目が合ってるように感じます。
この錯覚を起こさせた状態で、大きく頷きながら話を聞きましょう。

あら不思議!反応がよくて聞き上手な印象を持たれます!
ぜひおためしあれ!

■環境
実は盲点なのがWeb環境や面接を受ける場所。
ネット環境が悪く何度も聞き返したり、質問がわからないまま受け答えをして的外れな回答をしてしまったり、お互いにとって大きなストレスです。
事前に友だちにお願いして、ネット環境が問題ないか確認してもらいましょう。

また、Webカメラで映る背景が、生活感が出まくっててお見送りになった事例もありました。
後ろのベッドがいかにも起きたばかりで布団がぐしゃぐしゃ、洗濯物が干してあって、壁には趣味のポスター……

こうなると「だらしない人なのかな」「周囲に気をつけないのかな」「常識がない人だな」という印象になってしまいます。

背景は白い壁。服装はオフィスカジュアルでもいいですが、誤って映り込んでも問題ないように清潔感のある服装で臨みましょう!
(決してパンイチで面接受けないように!!!)

面接官は人生の”決断の基準”の見ている

大学を決めた理由、就活時の軸、これまでの在籍企業の入社理由、退職理由、など、とにかく「経緯」と「理由」を聞かれます。

なぜか。
それは、あなたの人生の”決断の基準”を見ているからです。

人は重要な局面での意思決定に、その人の重要視する価値観や人生観が出ます。

例えばわたしは1社目のねじメーカーを退職した理由は「目の前の人を笑顔にする仕事がしたかったから」

ねじのようなモノと向き合う仕事よりも、目の前のお客さんのために奮闘して喜ばれる仕事がしたかったんです。
また、面接時に会った”人”にも惹かれて2社目を選んでいます。

この意思決定の仕方に一貫性(裏付け)はあるか、
うちの会社に入社して合うかどうかを見ているのです。

嘘を言ってはいけませんが、受ける企業によってこのストーリーを組み立てて話すのがポイントです。

いかがでしたでしょうか?
次回はみなさんが一番難しいと感じる志望動機や転職理由の作り方、甘く見がちな逆質問についてお話します!

ではまた〜🌻

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