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「どう考えても幸せ」な春日に憧れる私

普段は専ら中華ドラマしか見ないのですが、
今期は『だが、情熱はある』が心に響いて響いて同じ話を何度も見るほどハマってしまっています。

清々しいほどに嫉妬深くて、寧ろ腹黒くないなと一周回って可愛げを感じてしまう山ちゃん、懇願されてコンビまで解消して組んであげたのに勝手に嫉妬されて感じ悪くされても映画のクレジットに南海キャンディーズと入れてあげる懐の深いおしず、一生懸命努力して努力してでもなんか負のオーラ漂ってて斜に構えてる若林さん。内側の葛藤が手に取るように伝わって来て今の南海キャンディーズとオードリーを知るからこそ毎話心を打たれます。

登場する誰もかれもが魅力的だけど、どうしても私が一番憧れてしまうのは春日さん。それも話数を重ねるたびに好きになってしまう。

春日さんの何が良いって、常に自分軸で外的要因に自らの幸福を委ねてないところです。定職についてなかろうが、路面でシャンプーしているのを人に見られようが、おうちにあるものが拾ったものばかりだろうが、彼は好きな友人と漫才が出来て、野球中継を見られているということだけで常に自分の内側を幸福にすることが出来る。
いつも喜びすぎず、落ち込みも過ぎず中庸で、人目は気にしないしネタも書かないけど、相手の言うことややることをダメ出ししたり否定することもしない。自分も相手も存在そのもの丸ごと肯定する力がある。変わり者だけど言葉遣いは丁寧だし、若林さんのおばあちゃんにも紳士的。

外的要因に振り回されず、いつでも自分で幸福であることを選べることを目標としてる私としてはなんとかそうあろうと今も努力しつづけているのに、春日さんは最初からそれを達成してしまっているのです。それが衝撃でした。

私のバイブルであるミヒャエルエンデの『はてしない物語』や倉橋燿子の『青い天使』は、はじめは外的要因に自分の幸不幸を振り回されながら、様々なことを乗り越えてどんな環境にいても自分の内側を愛し、すべての人の存在を肯定して世界を愛せるようになるまでのクエストの物語なのだけど、春日さんはそんなクエストを経験する前から初期設定としてそのアビリティがインストールされちゃってる凄さ。過不足なく春日さん自身を肯定し、愛し、だからこそ図らず芸人の道に引きずり込まれ何年も売れなくても若林さんを一切否定せず、肯定し、アパートのお隣さんも誰もかれもを、大げさに言うと世界を愛している。

それがいかに難しくて価値のある事か。

完全に衝動で書いているので支離滅裂かもしれない、でもこの感動を今この瞬間書き綴りたいという気持ちだけで書いてるのでご容赦を。

春日さんのように外的要因に幸不幸を左右されず、
同時に若林さんのように苦労とエンパシーを知りながら毎日進化して生きていきたいなあ。

モーニング娘の『愛の軍団』を聞きながら、
今日はこのあたりで。

Sweet dreams 




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