【大学受験】国公立・私立の出願戦略!考え方・準備のまとめ!
予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
今回は大学受験戦略!国公立大学と私立大学の受験校決定の考え方と準備について解説していきます。
秋から冬の時期になると、大学の出願のための保護者会や三者面談でお伝えしている予備校の受験戦略をたくさん書いていきます。
受験校決定については各家庭でしっかりと方針を持ち、子供だけではなく親もしっかりと話し合いに参加していかないといけません。
その時に役立つ知識を書いていきます。
今回もnoteは簡単に、詳細はブログで!という流れでいきます。noteでは「私立大学の出願戦略」のみを解説しますが、ブログではその私立大学についての詳細と、国公立大学の出願についても詳しく書いています。
ちゃんと受験戦略を立てたい人は、絶対にブログ記事を読んで下さい。下にリンクを貼っておきます。
では、さっそくいってみましょう!
大学受験 チャレンジ・実力相応・滑り止めの3つの区分
大学受験は自分の実力以上を受けたい、最低でもこのくらいのレベルの大学には入りたい、と言った考えを持った高校生は非常に多いです。
大学受験(私立大学)は高校受験のように1つか2つしか受けられない、ということはなく、場合によっては際限なく受けることができるのです。
そこで、3つの区分でしっかりと戦略を立てることをおすすめします!
①チャレンジ校:憧れている大学、第一志望校
②実力相応校:B、C判定が出ている自分の実力と合っている大学
③滑り止め:A判定が出ていて、最悪ここなら行っても良い大学
この3つです。
だいたいの受験生は③を考えておらず、同じレベル帯の大学を並べがちです。しかし、それでは現役志望でも1個も合格を勝ち取れない可能性があるのです。
受験する私立大学はレベルに幅を持たせて、しっかりと合格が出る大学を2校程度受験すると良いでしょう。
大学受験 私立大学は5回~7回受験
では続いて、私立大学の受験はどのくらい受験するのが適正なのかを書いていきます。
これも非常に各家庭の方針によるところはありますが、5~7回程度は受験するのが一般的です。地方や都市によっても差があります。
チャレンジ2校・実力相応2校、安全2校で6校です。あくまで、参考程度で考えてもらいたいです。
入試日程は2/1から本格的に始まり、2/20には終わります。そのうち、6回受験するということは、それほど負担ではないはずですね。
具体的な受験校の例
・立教と明治:チャレンジ
・日大と東洋:実力
・亜細亜と帝京:滑り止め
こんな感じが理想的な受験校選びになるのですね!
共通テスト利用も視野に入れる
最後に共通テスト利用について書いていきます。
共通テスト利用は、その名の通り共通テストの成績で合否を判断してくれるため、受験しに行かなくて済むのがメリットです。さらに、受験料も割安で、負担も減ります。
そんな共通テスト利用ですが、どう考えていけばいいのでしょうか?
まずは、共通テスト利用の合否を分けるボーダーラインを見てみましょう。
(例)
・立命館大学経済学部経済学科
共通テスト3科目型:得点率78%
※参考資料:河合塾より
立命館大学の共通テストボーダーラインです。その得点率は78%です。
78%がボーダーで78%を取れば合格できるか、というと「ほぼ間違いなく不合格」です。
ええ!と思ったかもしれませんが、共通テスト利用のボーダーラインはC判定のライン。共通テスト利用は募集定員も少なく、倍率も非常に高いため、A判定くらい出ていなければ合格できません。
ですので、共通テスト利用を出願しようとするときには「間違いなく合格できる大学」を1つ入れておくことが大切です。
よりレベルの高い大学を受験する場合は「もしかして受かるかも」程度でないといけません。そうでなければ、安いとは言え受験料の無駄です。
確実!or受かるかも?の2~3校程度受験するのが良いでしょう!
もっと詳しく知りたい方は、下にリンクしたブログ記事をご覧ください。
【大学受験】国公立・私立の出願戦略!受験校決定の考え方と準備! まとめ
いかがでしたでしょうか?
大学受験は面倒なシステムになっています。それだけに、そのシステムを知り、どうやったら自分が一番良いスケジュールで無理なく受験できるかを考えなければならないのです。
それを考えるのは手間ですが、絶対に避けては通れない作業です。
ですから、この記事やブログ記事でしっかりと戦略を考えて、受験校を決定していってください。
将来を左右する大学受験を、成功させていきましょう!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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