「創る」ということについて考える。
「つくる」「作る」「造る」「創る」
あなたは「つくる」ということについて何を思い浮かべますか?
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こんにちは。私は現在美術大学に通う学生です。
このページを開いてくださってありがとうございます。
最近私は様々な体験を通して、
「創る」ということは本当に尊く、素晴らしいものなのだと気が付きました。
今回はそのことについて少しお話をしたいと思います。
冒頭にもお伝えしたように、私は美術大学に通っています。
そこでは、「絵を描くこと」が「課題」として課されます。
私は当初から、それが苦痛で苦痛でしかたなかった。学校に行くことも、スケッチをするのも、授業を受けることも楽しく感じない。
私は、美大に入ったのに、『絵を描くことが嫌いなんだ』、と絶望と罪悪感の気持ちでいっぱいでした。
でもそうじゃなかった。
私は「課題」が嫌いなだけだった。笑
もう少し補足すると「課題」というものが嫌いなことに加えて、
「作品を生み出す」ということの楽しさについて知らなかった。
その考えに気がついたのはつい最近のことでした。
・・・
私は現在、美術大学に通う傍ら、アートギャラリーのアルバイトをしています。
アーティストの方やアートに触れていくうちに、私自身が心を癒され、また、創作することはなんて素晴らしいものなんだと思うようになりました。
さらに詳しく説明していきます。
私は、「アート作品は、その人の人生のエッセンス」だと考えます。
その人が生きていく中で感じたこと、
触れたもの
関わった人
過ごした時間
考え方
仕事
恋愛
今日起こったこと
昨日出会った人
初恋のあの人・・・
それらが凝縮したエッセンスのしずくが作品である。
その人生をかけて得た全ての体験は何事にも変えがたいとても尊いものなんです。
私はそう思います。
そんな尊いものが形となって現れたのが、『作品』なのです。
逆説的な答えになってしまいますが、そんな尊いものを生み出すという行為、
つまり「創る」という行為も同様に尊く、素晴らしい。
昨日起こったことを絵に書いてもいい、大好きな家族、一緒に過ごした愛犬
幼稚園で出会ったハサミを貸してくれたあの子、虐められて辛かった記憶、
全部全部、作品に残してください。
・・・
あなたの人生は間違いなく唯一無二の尊く、素晴らしい人生です。
そんな尊く、素晴らしい人生を、少しだけ形に残してみませんか。
・・・
このnote2年ぶりに見て、めっちゃ良いこと書いてんなって思った。笑
でも付け加えたい。
創ることは素晴らしい。本当にそれは2年経っても変わることなく心から思う。
だからこそ、自分の気持ちを自覚して、その気持ちを大切にして生きてほしい。自分含め世界中の人が。
幸せに生きるからこそ、プラスのエネルギーを持った良い作品が生まれると私は思っているし、
中には怒りのエネルギーを使って作品を作っている人もいる。
でもどちらにも共通しているのは、自分の気持ちを大切にして、自分の感覚を自覚しながら生きているということ。
社会の中で生きれば生きるほど、誰かの価値観が自然と自分の中に入ってくる。
それ自体は悪いことではないけれど、それを知って私はどう感じるのか、私にとってそれはどうなのか。を再検討してほしい。
この再検討のプロセスがないと、本当の意味で自分の作品は創れないと思っている。
偉そうにこんなことを言う私も、再検討のプロセスを忘れ、人の価値観に依存していることがめちゃくちゃある。(反省)
だからこそちゃんと毎日意識したい。そして内省の時間を取る。
それは私にとってどうなのか。
世界を自分で再解釈してみるってとても楽しいと思うんです!
私も今日から意識しよう。
皆さんもぜひ。
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