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【備忘録 はじまり】誰彼時タソガレドキの相談

やらねばならないパソコン作業があって、カフェを探す。
1件目にたどり着いたカフェは店主体調不良のため臨時休業。
仕方ないから次の店を探す。
2件目にたどり着いたカフェはライブ開催のためお休み。
仕方がないから次のカフェを探す。
3件目にたどり着いたカフェも都合により臨時休業。

3度目の正直も崩れ去り、途方に暮れる。
ここまでくると、とりあえず他のことをしようと考えてみる。
私は、果たして、やりたいことをしていたのだろうか。
やらなければならないと思っていたのではないだろうか。
だからこそ、こんな風に目の前の現実の方が私に何かを伝えてくれているのではないか。

トボトボ歩いた先に公園が。
大きな木がある。
一つの大きな木の前に歩いていく。
木にとりあえず現状を相談してみよう。

私「こんにちは。木さん。元気ですか。」
木「元気ですよ。」
私「私はカフェを探し歩いて、3件も臨時休業で閉まっていました。こんなことちょっと珍しすぎて、、やはり
私が本当はやりたくなかった作業だったということで、こんなことになったのでしょうか。」
木「あなたが今本当にやりたいことは、なんだと思いますか。」
私「『書くこと』のような気がします。」
木「そうです。あなたの中のものを全て書いてください。あなたの中にスペースができなければ、あなたの中には新しいものは入ってこれません。他人のことを手伝う前に、自分の物語を書ききってしまってください。」
私「私の中のことば。。たくさんありすぎて、とても深く混み合っていて、どこから書いていいかわかりません。それにとても昔のことで、忘れてしまったこともたくさんあります。」
木「それでも良いのです。少しでも良いからあなたの中から外に出してあげてください。備忘録のようなもので、メモのようなものでも構いません。大切なことは、あなたの中にスペースを作ることです。」
私「わかりました。ありがとう。とりあえず、このあなたへの相談の話から書き始めて見ます。【備忘録】として。」

ありがとう。と見上げた空に5時の鐘がコダマする。
そう、大切な時にはこんな風にちゃんとわかる音で、声を発さない存在は合図をくれるんだ。

そんなこんなで、本日より、【備忘録】と題して私の中に響いてきた物語を書いていきたいと思います。
もう10年以上前から、出すきっかけを失って、寝かせてしまっていた物語。
やっと、書く勇気とタイミングを木にもらいました。

ではでは、はじまりはじまり。

#詩 #エッセイ #身体 #感覚 #相談 #木 #誰彼 #物語 #備忘録

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