『今』やることの難易度

立ち上がりが遅い。WindowsXPかお前は?

 そうだnote書こうと思い立って実際にパソコンを開いて書き始めて投稿するまでそこそこ時間がかかる。

 昨日とかはよし書くかとなってからテレビを見ていた。

 そんな自分を黙らせて作業に向き合わせる魔法のワードを知っている。

 「とりあえずやるか

 この一言でそこそこ取り掛かるまでが早くなる。なんとか効果らしい。今度思い出したら書き直そう。

急にメンタリストじみてきたぞ??

 そう、こうやってとりあえずスタートして無理なら書き直せばいいや、訂正すればいいやと思えることって実はすごく大事。

 『ザイガニック効果』という言葉がある。

 人は『常に考え続ける』という心理的効果で、噛み砕いて説明してみる。

 もっと深く説明するなら、『答えが出るまで考え続ける』習性を自分たちは持っているということ。

 いやいやそんなことはない、今だって別に考え事はしていないと思われているのも分かる。とても分かる。でも、実は脳は無意識下のうちに答えを探し続けている。らしい。

 言うならアプリを複数立ち上げている間も処理が続けられている的な?

 脳は情報を常に伝達している。呼吸の有無や拍動、今日の晩ご飯の献立から今からやりたいことまでの全部を考え続けてくれる。それこそ全身全霊で生かしてくれている。

 それが中断されてしまうと脳が不満を覚えてしまう。「もっと情報を巡らせてくれ!!」と叫びだすし実際に深く考えたりする。

 それが『ザイガニック効果』

 つまり、きっかけを作ってしまえば脳は完結させたがる

 これを自分の作業のきっかけにしてしまう。やってみるかと自分が自分に思わせられたら実質完成みたいなものだと理解してみる。そのおかげで今もこの記事の完成に向けてキーボードを叩いている。

 この前ある人から『とりあえず』の無責任さについて聞く機会があった。最初に聞いたときは正直なところ(何を言ってるんだこの人は)と思っていたけどよく考えてみたらとてもスッキリしたので共有してみる。アウトプットしてるやん自分。

 「とりあえず」は今の状態や問題をもとに投げっぱなしになっている。「『とりあえず』生」がいい例で、選ぶものがないし考えないからまぁいいや、とりあえず生でいいや〜って考えてしまう。

 選ぶこと比較すること、『思考』を放棄してしまっている状態だと自分が分からなくなってしまう。

 それを少し変えてみる。
 
まず」に変えてみるのはどうだろうか?

 「まず」は物事を始めるときやプロセスの最初に使う。「『まず』は生」と言うと「選択の結果として生を頼む結論に至った」ことが分かる。

 『思考』を続けていたことを示す言葉として意識的に「とりあえず」から「まず」に変えてみれば生活が変わるかもしれない。

 とりあえずを可能な限りなくす縛り、とりあえず始めてみようかと思います。はい1ミス。

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