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東京ドームは単位

野球に興味がないんです。父親からは困ったら「ソフトバンクが好きと言っておけばいい」と言われてから柳田しか知らずにソフトバンクが好きだと宣言しています。この阪神の本拠地関西の人間なのに。

ぶっちゃけ野球のルールとか用語は漫画くらいでしか知らないし、〇〇ナインのナインが9人を意味することを知りました。だからクイズ番組で〇〇ナインって言うんですって。知ってた?

で、そんな野球を知らない人にとって困る言葉がある。

それはこの「東京ドーム○個ぶんの広さ!」と「甲子園球場○個ぶんの大きさ!」みたいな説明。

いや知らんがなそんなもん。もうちょっと分かりやすい例えしろよ。

これ、自分が東京ドームと甲子園球場を知ったら解決する話ではないと思うんです。

東京ドームを見たことないし、もちろん行ったこともない自分にとってはイメージがつかない。

ライブの東名阪ツアーとかで使われるドームなのは知ってるけど実際にどれくらい大きいかは分かってない。

これって社会の一般常識なのだろうか。

もっと違う広さの例えを聞いてテレビのスタジオにいる芸能人と同じリアクションをしたいんや……

じゃあ何に例えると「万人にとって」分かりやすいのか。

例えるなら大体の人が(それくらいね)と分からなければいけない。

となると、条件としては「普通の人が年に1回〜人生で1回くらいは見る」・「広さが大体固定されている」・「日本中にある」とかが挙げられる。

まず、大体の人が人生に1回は見たことがあるものを考えてみる。

遊園地とかならと思ったけど、ディズニーもユニバも全国民が行っているとはとても思えない。

知名度的には100人乗っても大丈夫なイナバ物置しか思い浮かばなかった。それすらも全国区でメジャーなのかわからないので却下。

最近になってテレビで流れてたりするCMが関西限定だったみたいなことを知ったりするのめっちゃ新鮮。非関西人ってホテルニューアワジ知らんらしいですよ。

サッカーグラウンドとかテニスコートも単位としては使えそうだけど、試合とか場所によって大きさが違ってくるから使えなさそう。

琵琶湖とか富士山だと確かに知ってはいるけど「このお庭、琵琶湖の1/8の大きさ!」と言われると逆に小さく思えてしまう。

そうなってくるとそれなりの大きさでそれなりの人が知っていてイメージがしやすいものが、必然的に東京ドームとか甲子園球場になってしまう。

むしろ分かりやすいのかもしれない。

もう諦めて東京ドームを知った方が手っ取り早そうだ。

そんな東京ドーム、面積は46.755㎡で収容人数が5.5万人らしい。

Googleでは既に体積の単位として使われているらしい。

そして甲子園球場は面積54203㎡、東京ドームより大きいらしい。

じゃあどうしてディズニーランドで換算がされないのか。

それはディズニーの方が東京ドームより大きかったから。実際に計算したら大体「東京ドーム10個」の大きさが確認されました。

むしろディズニーランドが「東京ドーム10個分」と言われる側だった。

東京ドーム、分かりやすく感じてきたぞ?

実際の大きさを言われて理解できる人はそれでいい。ただ、わからない人を対象に「これは大体東京ドーム○個分の大きさ」と説明されることで、わからないなりに理解はできるのだろう。

まぁ、とにかく大きいんだ。とこれからこの単位が使われた時に考えたらいい。

実際に東京ドームに行ったことがある人とない人で大きさが狂いそうなのをどこかで試したいところ。


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