イヤホンをしながら注文してくる客に慈悲深さは必要なのか

　今日も今日とて働いている。換気で開けたままにされているドアからお客さんが入ってくる。目と目があったらポケモンバトルの気持ちで働いてるので先制攻撃のつもりで「いらっしゃいませ」をぶつけにいく。

　注文に来るお客さんはいくつかパターンがある。これぞ仏と思えるような態度のいいお客さん、略して仏客。注文を的確に伝えてくれる良客。カップルで来て中々注文を決めないままその場に立ち続けるペア客。そして個人的に唐揚げを盛る量を減らせるのなら全力で減らすことを決意するレベルの客。

　今回取り上げたいのは最後に書いた「唐揚げを盛る量を減らせるのなら全力で減らすことを決意するレベルの客」についてだ。

　この人たちは一度罰として1週間240時間通しで飲食店とかの接客業を体験すべきだ。
　
　1週間が168時間しかないだって？知ってるわそのつもりで働きやがれっていうこと。

　ではどんな客がこの「唐揚げを盛る量を減らせるのなら全力で減らすことを決意するレベルの客」にあたるのか？

　ざっくり書くならこう。

・注文が雑、もしくは自分たちスタッフの都合を全く考えない客
・イヤホンをしながら注文するくせに声が小さくて意思疎通できない客
・売り切れの商品だと伝えているにも関わらず本気で舌打ちをしてくる客

　もしこの箇条書きに心当たりがあれば今一度お店で店員さんに対してしている態度を改めた方がいい。もし馴染みの客だと思ってこのようなことをしているのなら二度と行かないか全力で悔い改めるつもりで次からの態度を考えなければいけない。

　このイヤホンをしながら注文してくるくせに声が小さい客ってどういう心理でそれやってんの？？カッコいいとでも思ってる？もしそうなら盛大な勘違い過ぎて目も当てられない。

　あと純粋に注文する態度が悪い人。あれもよく分からない。そういう客に限って注文する皿が安い。高い皿を注文する人の方が態度がいい気がする。

　客層の良さは価格帯に比例するみたいな言葉を思い出した。

　間違いない。

　もし自分のことを神とでも思っているのなら自分が最低賃金の人間に崇められてることを知って情けなさで天岩戸より深く深く深く反省して欲しい。情けとして岩の前にから揚げ置いてあげるからもう来るな頼むから。

　時給5000兆円の職場でゆっくり働きてえなぁ！！！

　どなたか閲覧者の方で石油王の方はいませんか！？

　もしいたら積極的に連絡ください！嫁ぎます！！