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検索するにもスキルが必要

ちょっと前に調べることについての記事を書いた。

人に聞く前に自分で調べない人について色々と書いていて、検索をすることが環境的には簡単なはずなのにどうしてなんでも人に聞く人はそれをしないんだろう?みたいな感じのことを書いていたはず。リンク貼っとくのでよかったらどうぞ。

そんなことを書いてから数日、国会図書館は普通の図書館みたいに本が本棚に入って並べられていないことを初めて知った。

自分が読みたい本を検索してその情報を司書さんに渡して持ってきてもらうらしい。

ありとあらゆる本が蔵書として保存され、4028万冊以上の本が平成25年度時点で保存されているらしい。

ちなみに、人が60年間毎日1冊本を読む前提であっても一生に人が読み得る本の数は2万冊強。

どうあがいてもどう頑張っても人生を本に捧げても、国会図書館、いわば日本の保存することが可能な情報を全て読むことは不可能だ。

小学校の頃に図書室の本を読破しようと思って大体6割くらいの本を読み切った覚えがある。ジャンル問わず左から右に、ひたすら読んでいた。奇しくもあのイーロンマスクは地元の図書館の本を「全て」読み切っていたそうな。下地としては彼と変わらないのかもしれないという浅はかな思い込みを持って生きていきていきたいところ。

最近は読書の習慣をつけようと思って1日にとりあえず本を開くようにはしている。終戦記念日に併せて心理学徒らしく『夜と霧』を読み切ろうと思っていたけど、半分くらい読んで間に合わなかった。

今はただただ、本を読んでいられる時間と本を読んでいても疲れない体が欲しい。

さて、そんなどうあがいても全てを読むことができない国会図書館では自分が読みたい本を検索しないと読むことができない。

ということは、仮に何か新しいジャンルのことや昔から続いている文化的なものについて調べたい場合にピンポイントでそれをヒットさせて読むことが求められてくる。

ある程度国会図書館のパソコンはキーワードを入れるとそれっぽいのを探してくれるらしいけど、それだと少し心許ない気もする。

国会図書館に限らず、自分が求める情報を探すときにはそれ相応の検索をするスキルが求められるのではないかと最近は感じている。

簡単に調べたらそれっぽい情報が出てくる代わりに、その情報が本当に正しいものなのかを精査する技術は求められてくるだろうし、仮にこれから会社で働くことになって何かを調べるように言われて本当に正しいのかも分からないトンチキな説明が載っているサイトを報告するわけにもいかないだろう。

検索をするスキルって何かないかと思って調べたところ、検索検定(検索技術者検定)という検定が存在した。

信頼性の高い情報を入手して活用できる専門家を育成することが目的のこの資格試験、情報分析や提供が期待される情報のプロフェッショナルとして成長するために必要な資格となるのだろう。

1-3級があって、3級はCBT型テストで何度も受けることが出来るらしい。

3級はビジネスで必要とされる信頼性の高い情報を検索入手して活用できる基本的なスキルを求められるらしく、比較的受けるハードルが低そう。

2級あたりから難しくなり、情報収集活動を実施している人や情報系の大学で情報活用についての授業を履修している人や図書館員向けらしいのでこれは…といった感じ。1級は2級の内容がベースでさらに口頭試問などが入ってくるので難しそう。

とりあえず夏休みだから3級を受けてみようかと考え中。

情報の海の中でいかに自分や人が求める情報を汲み取ることができ、それを提供できるかはきっとこれからさらに情報が増えていくなかで重要になっていくだろう。

だからこそ、今の段階で情報を効率的に集められるように頑張ってみたいところ。

そんなわけでとりあえず資料探して本を読んで今日は寝ます。

今日は数年ぶりにゴルフの打ちっぱなしに行ってきた。

父から成人祝いにゴルフクラブを贈られたのでいい機会だし練習を始めました。いやはや、体がもうしんどい。200球ほど打ってさっきまで気持ちよくうたた寝してました。

夕方にnoteを投稿しようと思っていたのが嘘のよう。嘘でした。毎日早めに書こうと思っているのにいつの間にか夜になってる。どうしてでしょう。

ではまた明日、おやすみなさい。

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