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キムシャブ、シャブ牛、間違っちゃいないけど間違ってんだよなぁ

「田舎から出てきた生娘をシャブ漬けにする」

おそらくこう言いたいんだろう。

「まだ美味しいもの、美味しい外食の文化が根付いていない人間を対象に弊社の商品の美味しさを刷り込んで学習させ、継続的な利用を促す」と。

確かに間違っちゃいない。自分だって幼少期にマクドが家の近くにあったから、モスもフレッシュネスもバガキンもフライデーも素通りすることになっているし、牛丼も近くにあったから吉牛だし、小さい頃に先に飲んだのがコーラだったからペプシをあまり飲まない。

理屈としちゃ間違っちゃいない。

マクドナルドだって、幼少期に食べる味を大人になっても好みの味として食べ続ける。みたいなセオリーに則ってハッピーセットを売り続けているし、なんならマックシェイクのストローの直径は母親の乳首の平均値みたいな都市伝説すらあるくらいだ。

依存に似た刷り込み学習をするのは企業努力の賜物だし、それをしない理由はないだろう。

動画配信サービスだって、Youtubeだって、SNSだって、興味が他に逸れないように徹底した構築がされている。

そりゃ苦痛に感じる人が多い勉強がコンテンツとして弱いわけだ。受動的なコンテンツが多すぎて主体的に取り組むコンテンツに魅力を感じないのはもはや「仕方がない」とさえ言えるだろう。

自分だって何かコンテンツを作るなら「いかにユーザーに時間を使わせ続けるか」を考えるし、満足させない、求め続けるものを作るように頭を振り絞ることだろう。

それよか、ぶっちゃけた話、タンパク質と炭水化物と塩分が揃っている牛丼なんて、最大の麻薬、もといシャブだろう。間違いなく。

どか食いして糖質過多で気絶するように眠る「ドカ食い気絶部」とかも流行ってるし、もはやまともな食そのものが軽視されている感が否めない気もしなくもない今日この頃。

ラーメンとかもタンパク質と炭水化物と塩分と旨味の凝縮されたものだし、何より安い。

下手したら最近のリアルな方のシャブよりも安いんじゃないか?とまで感じてしまう。

ただ、今回の「キムシャブ」は言葉使いが悪すぎたし、いい歳の中年の重役のおっさんがそれを面白いと思って話していたことが残念で仕方がない。

これがビジネスセミナーの初回で聞かされた人たちはどんな気持ちになったのだろう。不憫だ。逆にここまで時代錯誤な人からの話を聞くことがないからレアだったのかもしれない。知らんけど。

ジェンダーギャップだとかフェミニズムだとかポリコレだとかなんだとか言われているけど、結局これを意識しているのは若年層だったり、意識の高い大人だけなんだろう。

テレビを見ていたって時代錯誤な感じのことを言われているのを聞いてモヤっとすることもあるし、家族や知り合いの大人がポリコレ的にアカーン!!なことを言っていたら勝手に自分が(えっえっえっ??)みたいなことになる。

それを指摘するのも面倒だし、それはそれでその人の築いてきたものを崩すようで気が引ける。

これがZ世代なのだろうか。そういえばZの次の世代ってどうなるんでしょう。この世代を少子化によって最後の世代にする。みたいな皮肉があってのZなのだとすればそれはそれで納得してしまうし、Z-2世代とかZZ世代とか言われても納得できてしまう。

適度な諦めが付き纏うのがZ世代なのかもしれないし、こうやって今流行りのニュースにそれなりに話すことができるくらいの教養とかをこれからも備えておきたいところ。

とりあえずさっきは大麻の10倍の依存性を持つ砂糖の入ったミロを豆乳で飲んでいた。ドラッグとりも依存度の高い小麦粉で作られている食パンにこれまた脂肪たっぷりのバターを塗ってたいらげました。

これからYoutubeを見たりなんやする依存の日曜日。

下手したらこうやって毎日noteを継続しているものシャブ漬けに違いない。違うわ。

あぁ、生息子ではないけど生息子シャブ漬けの毎日です。

とりあえず昨日始めてそのまま中断されている衣替えに取り掛かろうと思います。億劫でしかない。

この話は明日にでも終わってたら書きます。

ではまた明日。

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