ハッピーは分かる。ジャムジャムって何?
はっぴー??じゃむじゃむ!!う〜〜っ!!れっつじゃんぷ!!!
頭おかしくなったと思いました?違うんです、その……
お笑いの「蛙亭」ってご存知でしょうか?
え?知らない?まぁそんなもんでしょう。最近面白いんですよ。適当に調べてもらったら出てくるかと思います。
そんな蛙亭の中野さんがYouTubeであの一発撮りで有名な『The First Take』をパロってある曲を歌ったんです。
その曲が、「ハッピージャムジャム」
とりあえずリンク貼っとくので一回聴いてみてください。多分頭から離れなくなるんで。ちなみに、この頭から曲が離れなくなる現象を「イヤーワーム」といいます。これもまた、心理学。
聴きました?聴いてない?仕方ないなぁ…
ほら
聴け。
聴いた?
はい、というわけでね、頭にしっかり残っているかと思います。ハッピージャムジャム。
はっぴ〜?じゃむじゃむ!!う〜〜れっつだんす!!!!
歌い出しがこれ。
King Gnuの白日の「時には〜」よりも強い歌い出し。
しまじろうの曲で多分その辺のJ-POPをなぎ倒す力強さ。ハッピージャムジャム。この言葉だけで世界が平和になるのではないかとすら思ってしまう。
で、思ったことがひとつ。
ハッピーは分かる。ジャムジャムってなんやねん。ジャムジャムって。
調べてみた。ジャムジャムの「ジャム」は「愉快」を意味するらしい。
ジャムって「ジャムセッション」とかのジャムなのかと思ってた。
そう考えるとラスサビ前のジャムセ感がそんな感じだなぁと感じたり感じなかったり。
まぁ、じゃむじゃむに意味なんていらないんです。なんならはっぴーすら意味など不要。
ハッピーで、ジャムジャムなんです。
ぐるぐるどっかーん!みたいに同じ音を2回繰り返すのは子供向け番組の曲作りのセオリーなのかもしれない。
多分作詞の人はしっかり考えていることがあるとは思うけど、きっとこれを聴いているメインの層、子供たちは特に何も考えていないだろう。
せいぜい「じゃむじゃむ!!」と合いの手を入れているくらいだろう。むしろそこで音楽論みたいなことを考えれられるとあたし困っちゃう。
ということはそれだけ大人よりも子供は正直なのだろう。
余計な情報がない、ある意味真っ白な状態で物事を楽しめる。
その代わりに嘘が通じない最強で最難関の客が子供なのかもしれない。
そんな子供がきゃっきゃ言いながら飛び上がって狂ったように踊ってくれる。子供向け音楽ならもう御の字超えて大成功ではなかろうか。
そして大人にも沁みる、刺さる曲、ハッピージャムジャム。
腰に手を当て、おしりフリフリ。
そんなことをしたのはいつが最後だろう。そもそも腰に手を当ててお尻をふりふりする経験が自分にあったのか?
音楽は一瞬でワンダーランドへ誘ってくれる。
そんなゆったりとした感動と共に、するりとしなやかにラスサビに突入していく。Bメロなんて必要ない。じゃむじゃむするんだ。そう言わんばかりに突き進んでたどり着くのはゴキゲンなサビ。
ハッピージャムジャム最高!踊ろうよ。いつもの笑顔で。
こんなサビ聞いたら自然と心は踊っちまうよ。踊ったことのないサンバでビート刻んじまうよ。
そんなこんなで曲は終わりに向かい、ラスサビ前のじゃむじゃむタイム。心地いいリフとパーカッションのじゃむじゃむ、最後のじゃむじゃむに向けて音楽は走り出し……
ハッピージャムジャム、ジャンプアップ飛び出そう。ステップ踏めば、パラパッパッパパパラダイス。
パラパッパッパパパラダイス。
パラダイスをここまで気持ちよく歌い上げる曲はあるだろうか。いや、ない。(反語)
あなたのハッピージャムジャムはどこから?わたしはここから。
あなたにとってのハッピージャムジャム、あります?
ぼくのハッピージャムジャムはハッピージャムジャムです。おぼろげでもなく、はっきりとくっきりとじゃむじゃむしています。
ハッピーかい? これ読んだ人とかフォロワー。
ハッピーじゃない?とりあえずジャムっとけばいいんじゃないかな。
それではまた明日。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?