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なぜレブロン・ジェームズは衰えないのか
今から約1年前の2023年2月、NBAレギュラーシーズン歴代総得点数においてカリーム・アブドゥル・ジャバーの記録(38,387点)を抜き、1位に躍り出たレブロン・ジェームズ。
そんな彼も2024年2月25日時点で総得点数を39,898点まで積み上げており、このままのペースでいけば前人未到の総得点数40,000点まであと数試合(4〜5試合)で達成するものと思われる。
39歳を迎えた2023−20
LeBron Jamesは通算40,000得点に到達できるか
※本記事の続編を2021年10月に出しました。ぜひこちらもご覧ください。
誰も気に留めないだろうが、日本時間2月24日時点でNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズがフィールドゴール成功数12,345本、フリースロー試投数10,000本に到達した。これらの記録はさておき、レブロン・ジェームズは果たして通算得点・アシスト・リバウンド・スティール・ブロックでどこまで記録を伸ばすことができるのだろ
LeBron Jamesは通算40,000得点に到達できるか(2)その前にKareem Abdul- Jabbarの記録を更新できるか
前回の記事が意外にも好評だったので、データを最新版に更新した記事を再作成しました。果たしてレブロン・ジェームズは残りのキャリアで前人未到の通算40,000得点を達成できるのか、そしてその前に通算得点歴代1位のカリーム・アブドゥル・ジャバーの記録を抜くことができるのか、について再度予測してみます。
前回の記事をアップしたのは2020年2月で、当時は「4年後(つまり2024年シーズン)には40,00
NBAでファウルの判定ルール変更の影響を最も受けている選手はハーデンではない
2021年−2022年NBAシーズンが開幕した。今季からはオフェンス選手がディフェンス選手から(故意に)ファイルを誘い、フリースローを得る行為を防止するルール変更が行われた(ルール原文はこちら)。
具体的には「シューターが異常な角度でディフェンダーに当たりにいく」「シューターが異常な角度で足を上または横に蹴る」「シューターがディフェンダーの腕に絡ませてシュートを狙う」といったファウルを誘うための
NBA50周年チームには選出されなかったが今回NBA75周年チームに選出された4選手
2021年はNBA75周年記念の年であり、NBA75年の歴史上のトッププレイヤーー75人(正確には76人)が選出された。これは1996年のNBA50周年の際に選出されたトッププレイヤー50人に続く企画である。
NBA トップ50プレイヤー(1996年に選出)
NBA トップ75プレイヤー(2021年に選出)
そこで、50周年記念プレイヤーたちと75周年記念プレイヤーたちの変化を以下3つの要素
LeBron Jamesの歴代最多得点記録を更新する選手は、データを見る限りあと15年は出てこない
2023年2月7日にNBAレギュラーシーズンにおける歴代最多得点記録を塗り替え、現在も最多得点記録を更新し続けているレブロン・ジェームズ(2022年ー2023年レギュラーシーズン終了時点での得点は38,652点)。彼が記録を破るまでは、カリーム・アブドゥル・ジャバーの38,387得点(現役選手としての期間は1969年から1989年の20年間)が歴代最多得点記録だったのだが今期は40年強ぶりに記録が
もっとみるLeBron Jamesは通算40,000得点に到達できるか(3)その鍵となるのは3Pシュート
以下、上記の記事の和訳・意訳、データを交えつつ、レブロンのオフェンスの変遷と、今後の得点積み上げの鍵となる3P シュートについて言及します。
2022-23シーズン、レブロン・ジェームズはカリーム・アブドゥル=ジャバーを抜き、NBA通算得点で歴代1位に君臨した。一方、フィールドゴール試投数を見れば、アブドゥル・ジャバーよりも63本少なく、フィールドゴール成功に至っては1,685本も少ない。どうや
NBAで2023-24シーズンから始まる「スター選手は試合に休まず出るべし」という新ルールについてまとめてみた
NBAは、怪我もなく健康であるはずの選手がロードマネジメント(身体への負担の管理)のために試合を欠場するケース数年頻繁に起こっていることを踏まえ、休養規定に違反したチームに対して1回あたり100万ドル(約1億4千万円!)以上の罰金を科すことができるよう新ルールを制定した。
この点について非常にわかりやすくまとまっていた英文記事があったので、その参考和訳を書きに記すとともに、最後に個人的な見解を述