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マンガの次に読める子ども向け本

子どもに対して本を読めという呼びかけは多い。大人はみんなそう思っていて、親にも学校の先生にも、よく言われると思う。

ところが、現実問題として、子ども達だって急に言われても、「何を読んだらいいのかからない。」というのが本音なのだ。

大人が勘違いしている理想の読書

「読書をしなさい」という多くの大人が勘違いしているイメージがある。

幼児期に絵本を読み、小学校低学年の国語では読み書きスキルがあがり、少し字が多めの絵本を自分で読めるようになり、高学年になると、人生の糧となるような子ども向けの名著を読むようになるように思っていないだろうか?

それ、ほとんどの子はならないよ。

普通なるでしょ?と言われたら、この辺りの地域が、極端に国語力が低いのかもしれない。または逆に、そう思った人の地域が、エリート揃いの地域かもしれない。

とにかく、うちの子も含めて、クラスメイトなんかの話を聞いても、そういう子は見当たらない。(学年に数人はいるかも・・)

そして、今時あまり性別の話を持ち出すのもなんだけど、特に男の子は少なそう。

それどころか、「字の本」を読める小学生自体、かなり少なくなっているように思う。

まずは、そういう現実を受け入れるべきだ。

漠然と「本を読め」とか、「読書量が多い子は成績も・・というデータが・・」とか、ためになりそうな本の紹介とか。

そういうのは学校でもよくあるが、そもそも本を読めない子が、自分で読んでみたいと思わせるまでの指南というのは、あまり情報が無い。

基本事項は、以前も記事にしたことがあるので、まずはこちらを。

そして、環境が整っても、うちの子は、ぜんぜん本を読んでくれないと思ったら以下を参考にして欲しい。

まずはマンガ

上のリンク記事「子どもが読書家になる3つの方法」でも書いたけど、マンガを馬鹿にしてはいけない。

僕らが子どもの頃は、マンガばかり読んだらバカになると言われたものだけど、マンガだって結構な活字量である。

マンガは言うなれば大人の絵本。

そして、幼児向けの絵本と違って、実践的な会話文をたくさん読み込むことになるし、ストーリー展開や登場人物の心情を理解しないと面白くない。

マンガの場合は、そのほとんどは絵の力を借りるわけだが、読書の基本的な快感は得られるようになる。

そして、無視できないのは、ルビ付であろうと習っていない漢字にも触れること、知らない言葉に出会うこと、それに単に文字が小さいこと。

これはけっこう重要で、けっこう本を読む大人でも読み方や意味がしっかりわかっていないけど、雰囲気で読み流している言葉というのはあるものだ。国語力の低さではあるのだけど、雰囲気で感じて読み流せるというのは、ある意味、読書をする上で有利なスキルでもある。

ぜんぜん本を読まない小学生が読めるようになる第一歩は、気に入ったマンガを見つけることだ。

マンガの次は子ども向け文庫

「文庫」という名前が微妙だ。
僕らが言う、いわゆる文庫サイズではなく、体裁は新書サイズ。

でもなぜか、○○文庫というブランド名になっていることが多い。大手出版社で、子ども向け文庫シリーズが出ているので、この辺りは秀逸だと思う。

親世代にはなかなか理解しがたいが、現代っ子のトレンドを掴んでいるので、本人が気に入って読み始めたら、それが一番だろう。表紙の雰囲気やタイトルの印象が良い物で選んでも良いと思う。

子ども自身が、こういう系が好きみたいに、好みが見えてきたらしめたものだ。最初はなるべく薄い本からチャレンジするといい。

うちには、今のところ角川つばさ文庫が一番多い。
息子がはまっているシリーズがいくつかって、続き物を読み始めると、自然に冊数もふえてしまう。宗田理のぼくらシリーズなんかは、僕も30年前に読んでいた(当時は本当の文庫)と思うと、感慨深い。

学校の図書館で借りたんだったか、きっかけは忘れたけど、集英社みらい文庫の本も初めの頃によく読んでいた。男の向けにはパニック系、女の子向けにはラブコメ系が多いかな。そして昔ジャンプで見ていた懐かしいタイトルもちらほら。

そして、ドラえもん、コナン、ディズニーなどビックブランドが揃うのが、小学館ジュニア文庫。12歳など人気マンガからの移植も多いので、マンガで好きだったタイトルから入ると、とても読みやすいかも。

まとめ

価格は、700円前後が多い。
何十冊も世流すようになってくると、親としては、辛い出費になってくる。

出版社には申し訳ないけど、ここは一つブックオフや、メルカリ等も上手に使いたい。本を読む大人に育てば、出版業界にペイバックされることだと思って、目をつぶって欲しい。

金がかかるから図書館が良いという意見もよく聞くが、それは、かなり読書上級者向けと思った方がいい。

特に子どもは、単にソフトウェアを消費しているのではなく、同じ本を何度も読み返すし、物理的に本棚に並べていくことで、1冊ずつが自分の物になるという感覚があるようなので、そういう気持ちも大事にしてあげたい。

この辺で、「本を読むのが楽しい!」という感覚になれたら何より。
この辺で、教養になる名著を出したくなるのが大人の心情だけど、そうはいかない。次はラノベあたりに行くのがいいんじゃないのかな?

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北海道江別市在住。既婚、三児の父、念珠屋、保護司、民生委員、小学校PTA、料理、家事、教育、地域活動、筋トレ。ギター他、弦楽器色々鍵盤も少し。コーヒーが好き。焙煎もする。木工全般。LGBT Ally
コメント (2)
本を読む小学生が少なくなっているという根拠となるデータは何かあるのでしょうか?

子供の書籍離れなど無い…小中高校生の平均読書冊数などをグラフ化してみる
http://www.garbagenews.net/archives/2255769.html
逆にこちらの記事などではデータをあげて昔より小学生の読書量は増えているという
グラフがでていますけど・・
あなたの子供が読んでないだけなのでは?
きりんさん、コメントありがとうございます^^
漠然と「本を読まない」というのは雑すぎましたね。
確かに、公の調査データでは、増えていることになっているんですよ。リンクを張っていただいた記事にもあるように、朝読書は多くの学校で実施していると思います。
ところが、学研の調査だとこんなものもあります。
https://resemom.jp/article/2019/11/22/53489.html
なぜ、調査機関によって結果にこんなに差が出るのかと考えると、アンケートに付き添ったのが先生か、保護者かというのも大きな差だと思います。
これは個人的な考察ですが、図書館で借りた冊数や、学校の朝読書の時間に開いた冊数でカウントすると、増えているのだけど、本当に読めているとしたら、中高生の国語力がどうなっているかという現状には疑問を感じます。
そのあたりに、ご興味があれば、最近、多くの本で引用されている新井紀子さんの本をご一読されることをおすすめします。
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