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「転んだ時に手がつけない、まっすぐ走れない、うまくしゃがめない。
こうした基本的な動作がつたない子どもが増えている。
幼少期に身につけた動作は生涯を通じて運動全般の基本となる。
専門家は、遊びの中で動きの基本を身につける事の重要性を訴えている。」(毎日新聞記事より)

実際に、このような子ども達はとても増えています。
顔にケガをする子どもも多いですね。

普通に平らなところで転んだのであれば自然に手が前に出て頭を守り、
顔にケガをすることはないはずです。
子どもは、歩けるようになる頃には、転んでも、顔を守るように手が地面の方向に出るからです。
この反応は、生まれた時にはないのですが、
生後8~9か月に現れる『姿勢反射』です。

発達の大きな指針となるために、発達検診でも、重要な項目として、
何度も、何度も調べられてます。
発達に大きな問題が無ければ、生後10か月以降はパラシュート反射があるはずですし、そうであれば、転んだ時手が出るはずですよね。

何故、手が出ないのか?

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