見出し画像

#58 誰でも「無理だ!」という時はある

今週もお疲れ様です。
ながなっつです。

生きていると「あー、もう無理!」という時があります。

体力的に無理だったり、精神的に無理だったり。
もしかしたら「生きること自体が無理」という時もあるかもしれません。

今回は「無理だ!」と思ったときの対処法について書いていきます。
参考になれば幸いです。


「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・ながなっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。

あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。


○3つの「無理だ!」の対処法

さっそく「無理だ」と思ったときの対処法を書いていきます。
今回は「無理だ」を3つのパターンに分けてみました。

  • 体力的に「無理だ!」

  • 精神的に「無理だ!」

  • 生きることが「無理だ!」

詳しく見ていきましょう。

■体力的に「無理だ!」

1つ目は「体力的に『無理だ』」という場合です。

体のいたる所に疲れが溜まり、寝付きや寝起きが悪い。
常に睡眠不足で、起きていても何事も捗らない。

このように、体力的に「無理だ」という場合は、とにかく休みましょう。
無理にでもいいので休んで、ひたすら寝ましょう。

何時間寝ても構いません。
気が済むまで寝ると、スムーズに起きられます。
そして体力が回復しているのも実感できるはずです。

それでも体が重い時は、栄養バランスのいい食事を意識しましょう。
炭水化物、タンパク質、野菜をバランスよく食べると、体の芯から回復できます。

また、寒ければ温かいものを、暑ければ冷たいものを摂ってみます。
体内の温度が調節されることでも、疲れが取れたと実感できますよ。

■精神的に「無理だ!」

2つ目は「精神的に『無理だ』」という場合です。

会社の上司や同僚からのストレスが強く、職場への足取りが重い。
また家庭内でも家族とのケンカが多く、心から安らげない。

このように、精神的に「無理だ」という場合は「何もしない時間」を作りましょう。

「何もしない時間」とは、そのままの意味で何もしない時間のこと。
スマホも、パソコンも、読書もせず、とにかく何もしないんです。

布団で寝転んでしまっても大丈夫。

最初は間が持たないかもしれませんが、次第に眠気に襲われます。
そのまま眠ると、起きた時に心が軽くなっていることを実感できます。

普段から神経をすり減らしている方にとって、何もしない時間はとても大切なんです。

心が少し軽くなったら「ストレスの原因にどのような対処をするか」を考えてみましょう。
軽くなった心なら、以前よりも良い案が浮かぶはずですよ。

■生きることが「無理だ!」

3つ目は「生きることが『無理だ』」という場合。
これは「体力的+精神的」の「無理だ」が長期間重なると起こります。

生きていく気力が無い。
命を絶つことも考えてしまう。

そんなときは、ひたすら泣きましょう。

最初は泣けないかもしれません。
でも、好きな音楽のピアノバージョンを聞いたり、今の自分に寄り添ってくれる言葉を読んだりすることで、次第に涙は溢れてきます。

涙が溢れたら、あとは気が済むまで泣きましょう。

泣き始めると、今度は「涙が止まらないのでは」と感じるかもしれません。
でも不思議なことに、頭の中のグルグルとした黒い渦が無くなると、涙も自然と止まるんです。

泣くことは心のデトックスと言われるほど、効果が高いです。
生きること自体が「無理だ」と感じたら、休んで、眠って、何もしないで、ひたすら泣きましょう。

もしそれでも回復しなかったら、無理をせず、医療機関を頼りましょう。
適した薬が処方されるので、しばらく飲み続けて様子を見ましょう。

○まとめ:「無理だ!」は放置しないで

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

3つの「無理だ」は、どれも放置してはいけないものです。
「無理だ」を無視して頑張り続けると、体力的にも精神的にも取り返しがつかないことになります。

まずは休むなどして様子を見て、回復しないようなら医療機関に行きましょう。
次第に、心身の疲れが回復していくのを実感できますよ。

それじゃあ、次回は3月10日にお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?