6月24日(土)

朝起きて水道水を一杯。山の上の実験場に行こうか悩むが、英単語の暗記を少しだけ。朝食はナスやトマト、鶏胸肉が入ったトマトソースパスタ。

野菜が苦手な息子がこれは何パスタかと聞いてきたので、作者である喜和さんが「トマトソースだからミートソースなどと同じだ」とパワフルな回答でねじ伏せた。

しかし、そのあと「レストランなどではトマトーソースの種類になるはずだ」と答えたのだが、実は実際は石橋さんのニンジンジュースを使っていて、ソースに見える部分はおそらく人参。トマトは生のを切って入れただけなのだ。

三人ともその辺のことを黙って頭の中で処理しながら食べる。息子はさぞ複雑な思いだったに違いない。

午前は喜和さんが仕事の打ち合わせが入っていたので、息子を誘ってふたりで諏訪の原公園へ。主にサッカーボールを使ってドッヂボールの練習。最近学校でみんなでやってるらしく息子も余念がない。遠距離でキャッチの練習や、近距離で避ける練習など、自分で考えてどんどんメニューを入れ替えていく。

だいぶ暑くなってきたので、アイスで釣って中断。そのまま息子は人工池での水遊びに鞍替えしてくれたので、こちらは助かった。しかし、足だけの約束のはずがちょっと目を離した隙に全身ビショビショ。一体どうすればそうなるのだと思って見ていたら、頭を下にして髪の毛を水につけていた。彼なりの我慢の限界点での行動だったのだろう。

帰り道にたまに寄る、フラワーガーデンの前にある畑に併設された掘っ建て小屋のような八百屋さんに寄ってみる。そこのおじいさんに「お兄さん、うちは安いからいっぱい買ってね」と言われ、見ると確かに安い。

ミニトマト(一袋100円 ミニ6,7個中玉3個)、ナス(一袋100円 中3本)、きゅうり(一袋100円 棘が立派な中3本)、バジル(一袋100円)、甘夏(一袋200円 中4個)を購入する。

自宅に戻って昼食を用意する。そうめんと、海苔入りの卵焼き、フレッシュトマトとブロコッリーのピクルスの和えもの、薬味は子ども用に刻み海苔、大人にはすり生姜と、刻んだバジル。

食後に喜和さん髪を切ってもらい、そのあと山の上の畑へ。雑草取りと、ゴーヤとミニトマトの苗の手入れと、その他の様子見。ベランダでタネから苗を育てて畑に移植した白きゅうりが完全に姿を消していた。

この実験場は、不耕起で無農薬。土のために菌と虫の天国にしているので、弱い物はすぐに虫やカタツムリ、鳥などの餌食になり、生き延びられないのだ。人間の餌食になるまでなんとか耐えて欲しいのだが、そこまで残るのは10%ぐらいだろうか。生存率10%。畑とは名ばかりのなかなか過酷な自然実験場なのだ。

韓国産の青唐辛子と、オレガノ、九条ネギ、三つ葉をちょぼちょぼと収穫して山を下りる。

事務所によって、デザインの修正を一件と、メールの返信を何件かと、SNSの更新などをして、スーパーへ。晩御飯のハンバーグのために合挽き肉を買って帰宅。喜和さんがすでに玉ねぎのみじん切りを炒めたり準備してくれていたので挽き肉を渡す。

晩御飯は、ハンバーグ。子どもはグレービーソース、大人はトマトと玉ねぎのサルサ。ぼくはサルサに青唐辛子の刻んだやつと、バジルもたっぷり追加。


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