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148:精神疾患を持つ人が社会で生きていくためには

・現代社会で生きていくための心構えを紹介する。
・自分はこう捉えることで楽になった、という話。
・生きづらさを感じている人は、ぜひ取り入れてみて欲しい考え方。

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01.ながめいづきの診断済み精神疾患一覧

・プロフに書いているが、自分の診断済みの病気や障害はこちら。

  • 双極性障害Ⅱ型

  • 注意欠陥/多動性障害(ADHD)

  • 過敏性腸症候群

  • 不眠症(入眠障害)

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02.結論 - 持病であると捉える

・精神疾患は「持病」のようなものだ。
・それぞれの細かい対処法は異なるが、大枠としてまずその考え方を持った方が良い。
・持病であれば、日常生活の中でその対応方法を考える脳が働く。

・例えば花粉症を持っている人であれば、花粉がひどくなる時期は薬とティッシュを持ち歩くだろう。
・鼻炎も似たような形。点鼻薬を常備している人も多い。
・視力が悪ければ、眼鏡やコンタクトレンズを付ける。

・精神疾患も同じ。もう「そうなってしまうこと」は「持病」なのだから「当たり前」だと捉えて欲しい。

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03.「治そう」ではなく、「対応する・適応する」

・上述した「花粉症」「鼻炎」「視力が悪いこと」は、現代医学においては手術することで治る。
・そう、「手術」しなければならない。膨大な費用がかかり、中々手を出しにくい。
・だからそれらの症状に悩む人はみな、とりあえず薬や何かしらで「対処」する。

・同じく精神疾患も、「治す」のは難しい。
・でも、一般人としての日常生活を送るにあたっては、間違いなく支障をきたす。
・ならば、対応しなくてはならない。

・例えば双極性障害に関しては細かく言及するとこの記事で綴った通り。

・ADHDに関してもいつか綴るつもりだが、大枠で言うと「気が散ってしまわないようにその作業だけに集中する環境を作る」「定期的に体を動かす時間を作る」など。
・過敏性腸症候群・不眠症は、薬を飲む。

・鬱な気分が続く時は、1日の終わりに無理やりその日良かったことを3つ以上書き出す、というのも良かった。
・朝の気分は夜寝る前の気分に依存するらしい。

◆スリー・グッド・シングスについて

◆ながめいづきの良いこと日記

・自分は途中でやめたが、それはやる必要がないと思えるようになったからであり、最初の頃はかなり効果を実感した記憶がある。

・上述は一例で、細かく言及するといろいろ出てくるが、要は「生きていく上で自分が付き合っていかなければならない事柄」だと捉えることができると、「じゃあそのためにどうしよう」という対処法を考え・調べることができるようになる。

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04.まとめ

・「持病」と捉え、「自分が今後付き合っていかなくてはならないこと」であることを認識する。
・そう認識した上で、「日常生活の中でどう対処していけば良いか」を模索する。

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・自分は社会人になった最初の頃、ADHDが故か、仕事の効率が鬼ほど悪かったし、細かいミスがかなり多かった。
・悩んだ挙句、その頃の会社の人に「自分はADHDなのだ」と打ち明けた。

・「それは甘えだ」と返された。
・それ以来、「ADHDである」という自分の特性を理解した上で、できないことはどうすれば対応できるかを考え・調べ・実践し、自分の肌に合う形を続けた。
・そうして、今は正社員5年目になる。途中で転職したりもしているが、環境が変わってもある程度は一般人として擬態できるようになっている。

・就労支援とか障害者手帳とか、いろいろ生き方はあるらしいけど、生まれ持ったもののために一般人としての扱いを受けないのは嫌だ。
・嘆くだけじゃなくて一緒に頑張ろうぜ、お前ら。

#未来のためにできること

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