名前の意味:オドリバジンタ?
よくわからない名前
オドリバジンタは重度認知症デイケアの名前です。なんだか分からない名前です。
素敵なデイケアやデイサービスは各地にたくさんありますが、デイケアやデイサービスという響きに素敵なイメージを持つ人は多くないでしょう。
もちろん、中身が大事なのですが、外身・映えもそれなりに大事だと思います。
「デイケアに行きませんか?」と「ジンタに寄っていきませんか?」はなんとなく違う気がするのです。
オドリバ?
踊り場はご存じの通り、階段の途中にある広いところです。
明治・大正時代に貴族がそこを歩くと踊っているように見えたことが由来だそうです。
老いの中でも軽やかに踊ってるように生きられたら素敵だと思います。
階段で足を踏み外しても下まで落ちることなく受け止める踊り場があれば、また新たに階段をのぼることができるのではないでしょうか。
「自分の踊り方で踊ればいいんだよ」 江戸アケミ
私の大好きなバンドマンの言葉です。
デイケア・デイサービスは制約があり、どうしても利用者さんが同じことをさせられている状況があります。
病気になると自分の踊り方で踊れなくなります。オドリバで自分の踊り(自分がしたいこと)のお手伝いが出来ればと思っております。
制約への挑戦でもあります。
ジンタ?
ジンタはもっとわからないですよね。
明治・大正時代に日本に存在した民間オーケストラ、市中音楽隊のことです。オーケストラ・チンドン屋・バンドを合わせたようなものでしょうか。
ジンタッタ・ジンタッタのリズムからきているそうです。
利用者・家族・スタッフ・地域住民等で、皆で同じ方向に向かって音を出すのではなく、それぞれが好きな音を出す、でもつながっている、複数性のあるにぎやかさがあればいいと思ってます。
よく知られていない重度認知症デイケア
精神科デイケアを大学病院でしていたときに「デイケアは知られていない」と感じてました。
精神科に勤務したことがある人でもよくわかっていない。
よく介護のデイサービスと間違われていました。
デイ=デイサービスです。
そして、重度認知症デイケアに注目してみると、精神科デイケアよりさらに知られていません。
精神科デイケアスタッフでも知りません。
その重度認知症デイケアをもっと分かりにくい名前にして、、、。
もっと知られるように頑張ろうと思います。
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