見出し画像

うちの餃子が美味すぎる

食へのこだわりがない人間なのですが、これだけは譲れないというものがあります。

それは『餃子』です。

栃木の出身で、宇都宮の高校に通っていたことも理由の一つだと思うのですが、唯一(?)母から教わった料理が餃子でした。
(他のものはTwitterとかInstagramを参考に作っています)
それなりに街中に住んでいるので、餃子のおいてある中華料理屋さんもたくさんありますし、ラーメンのセットに餃子をつけたりもするのですが、やっぱり餃子に関しては自分の作るものが一番美味しいな、と思っています。(自己肯定感ゼロ女にしてはめずらしいことです)

旦那と付き合い始めた時に
「人間の手料理が食べたい……」
と言われ、最初に作ったのも餃子でした。
書き始めたら急に食べたくなってきたので、たぶん明日は餃子にします。
恵方巻きは食べないでしょう。

こだわり、なんてほどのものは特になく、皮も市販のものだし、お肉も普通の合挽きを使います。
ただ、うちはキャベツではなく白菜を使います。
宇都宮餃子でもキャベツを使うお店は多いので、うちのレシピが主流かどうかはわかりません、ごめんなさい。
白菜の餃子を食べ慣れているせいか、キャベツの餃子を「甘い」と感じるんですよね。
なんとなく、なんとなくですが。

作り方は簡単です。
白菜半束ほどを細かく切ります。
小さすぎるとベチョベチョになるので、粗微塵くらいでしょうか。
次にニラ2束くらいを同じく細かく切って、同じボールに入れます。
そこに塩をふり、全体に混ぜて10分ほどおくと水分が出てきます。
さらにそれを手でむんずと揉み、水分を絞って別のボールに移します。
(この時の水分をとっておいて餡に入れる前の挽肉に混ぜると、ふっくらジューシーな餡になるそうです。うちは入れません)
そこに肉と調味料を投入。
酒、醤油、生姜とニンニクのすりおろし、全部適当です。
(2秒くらい。オイスターソースはあれば入れるかも。今はないです)
餡ができたら皮に包むのですが、大判ではなく小さめの皮が好みです。
欲張らずに小ぶりの餃子をたくさん包みます。
たっぷりごま油をひいたフライパンに放射線状に並べます。
並べ終わったら火をつけ、中火で少し焼き色がつくまで焼きます。
少し火を弱めたら水を半カップくらい回しいれ、蓋をして7分くらい蒸し焼きに。
蓋を開け、表面の水分を軽く飛ばしたら焼き上がりです。
フライパンに大きなお皿をかぶせて、ひっくり返せば出来上がりです。

ぎゅっと締まった餡は肉肉しい味で、ビールにも白米にもよく合います。
これは本当に”消えもの”なので、うちは2人で40個くらい食べます。
しかも大量の白菜とニラを使っているので、ヘルシーな気がして罪悪感が少ないです。
(塩もみすると野菜が小さくなってしまうので、引くぐらいの量の白菜を使っていいと思います)

もちろん食べきれない量を作るのですが、皮に包んで小分けにして冷凍もしますし、餡だけ余った場合はそのままジップロックに入れて平らにして冷凍しておくと便利です。
包んであるものはそのまま鍋に投入したり、あげ餃子にしたり。
餡だけのものはチャーハンの具として使っています。

自分で作るとかなり安上がりで、冷凍餃子とかに手が出ないんですよね……それも多分美味しいとは思うんだけど。

もしも家が片付いたら、餃子パーティーしたいな、なんて思っています。
片付ける気が、起きたらですが。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!