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晴れの日も雨の日も#277  最近の小ネタシリーズその4

1.ご縁

先日、懐かしい知人との一献のため名古屋遠征をした。この知人、私の心友のかつての職場メンバーで、元来は私と近い関係ではない。20年前に1回一緒に飲んだだけだ。が、その宴席は大変濃密な場で、私自身も弾けていた。彼はその時の私の姿に刺激を受けたたようで、今は拙noteを愛読してくれている。
ある日、拙noteの某記事にいたく刺激を受けたとの連絡が心友経由で入ってきた。じゃ、20年ぶりに集まるか、という話がトントン拍子にまとまった。
実際会うなんてあれ以来だ。顔の記憶も曖昧だし、この間お互いいろんな経験もし、年も取ってきた。考え方や感覚が当時と同じとは限らない。。。

などというのは全くの杞憂で、呑み始めるや否や我々は何度も会ってきた友人同士のように打ち解け、20年という時間を軽々と飛び越えてしまった。あの宴会の話、往時の同席メンバーの話、それ以外のオモロイ人の話、お互いの近況などなど、話は尽きなかった。この知人と公私含めて連携を図っていく可能性も生まれてきた。
いやあ、貴重なご縁というのはホントにあるもので、そういうご縁の前には空白の時間なんて関係ないんだということを改めて思い知らされた。感謝感謝である。

2.ご縁その2

私の人生の扉は中学の時に開いた。3人の人がその扉を開けてくれた。中1の時の担任の先生、中1の時に好きだった子、中3の時に勉強の仕方を教えてくれた塾の先生の3人だ。後者の2人は消息音信全く不明だが、担任の先生とは年賀状が続いている。還暦を迎えたあたりから、いつかはお礼のご挨拶に伺いたいと思ってきた。
今は遠地にお住まいなのだが、先日そちら方面に所用もでき、半世紀ぶりのご対面を果たしに行った。突然の訪問にも関わらず、先生と奥様は気持ちよく私を迎えてくださった。
先生は私に大きな影響を与えた当時の一件は覚えておられなかったが、往時のことやお互いの近況などよもやま話に花が咲いた。先生が覚えておられなくても、私は当時のお礼をきちんと申し上げることができ、ようやく一つホッとしたような思いを得た。

さて、その別件の所用の方だが、これは娘#3のパートナーの親御さんにご挨拶するという重要行事だった。
兵庫と鳥取の県境に近い湯村温泉の高級旅館が面談会場だ。父の日・母の日のプレゼント代わりに娘たちが招待してくれ、ありがたくも人生最大級の贅沢をさせてもらった。
先方さんはどちらかというと拙宅ファミリーのようなワーワーいうタイプではないという事前情報とか、ちょっとした事情などから、正直お会いするまではやや気がかり感があった。が、これも杞憂で、大変和やかで打ち解けた会食ができ、これからもよいおつきあいをしていける実感を頂いた。またまた感謝感謝である。

上記第1項を「ご縁は時を超えて」と副題をつけるなら、こちら第2項は「ご縁は古くから続いたり新しく始まったり」かな。

3.いのちの停車場

吉永小百合主演、松坂桃李や広瀬すず、西田敏行ほか豪華俳優が出演する映画。吉永小百合が僻地で訪問診療をする女医の役回りで、終末医療がテーマだ。家のテレビで見たのだが、もうかぶりつきだった。
吉永小百合の老父(田中泯)が激しい痛みに耐えきれず「殺してくれ」と叫ぶ。こちとらも今は心身ともに元気マンマンとはいえ、還暦オーバーの老境の身。大変身につまされる思いで拝聴した。原作の本も読んでみたい。
そうそう、原作の本といえば、上記2項で書いた湯村温泉も同じ吉永小百合主演「夢千代日記」の舞台。放送時は私は大学生で、毎晩誰かと大酒飲んでた頃。テレビ・映画は見たことないのだが、夢千代館に刺激を受け、早坂暁の原作も読んでみたくなった。

ヤグルマギク&アカバナマツムシソウ らしい。アスファルトに負けないスゴイ生命力。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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