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晴れの日も雨の日も#232 さよなら2023年

12月28日。今日が御用納めという方も少なくないだろう。私も仕事・noteとも今日が最終だ。

何度か書いていて恐縮だが、2021年還暦の年が人生のターニングポイントだった。思案の末、コーチングの勉強を始めた。資格取得した翌2022年、会社を辞めて独立起業した。会社を辞めること自体、突拍子もなかったが、他にも思いもかけなかったことに遭遇し、バタバタしながら1年を過ごし、2023年を迎えた。
いわば、2021年にドアのノブに手をかけ、2022年にそのドアを開けてまだ見ぬ世界へ足を踏み入れ、見慣れぬ景色にキョロキョロしながら2023年に突入したという感じに近い。

今年年初は、昨年たまたま頂けた仕事のお陰で、売上上昇基調から始まった。意外に簡単そうやんと根拠薄弱な期待を抱いたりしたのだが、そんなに世間は甘くない。初夏頃から案件が一斉に終了時期を迎えた。貯金を崩しながら食いつなぐという生活となり、正直焦った。

この選択をしたことへの後悔や失敗感・悲壮感はなかったが、そうした焦りや心の中のザワザワは何とかしたかった。心の平静を求める思いが写経お試し、霊峰大峰山修験ツアー参加、般若心経読経などの想定外の活動や「Die with zero」という言葉との出会いにつながった。おかげでだいぶ心の落ち着きを取り戻すことができた。

仕事も、仕込んできた案件が秋ごろから具体的に動き始めた。それらは今後中長期にわたってベースになりそうな期待を持たせてくれている。

私の中のことも、仕事の環境もようやく整った感じでこの年末を迎えている。
言ってみれば「起」の2021年、「動」の2022年、「整」の2023年で、ようやく落ち着いて2024年を迎えられる見通しがついた、という感じだ。

noteの活動も、おでん屋シリーズやおじタケシリーズというけったいなジャンルを開拓し、お付き合いをしている方々とのご縁が広がったり深まったりした。
読む人の心がほっこりするようなものを書きたいと年初以来思ってきたが、なかなか難しい。ikue師匠がその道のお手本・理想なのだが、どうやらそれはオレにはムリらしいとわかってきた。結局書いたものにはその人そのものが出る。いろいろ見た目のスタイルを変えても、所詮オレはオレ、ないものは出ないという得心にようやく至りつつある。

おでん屋活動がぐっと深まり、なくてはならない3rd placeになったことも特筆事項だ。

今年はかつてない芸術活動とご縁があった。吉本漫才、絵画展、ジャズライブ、落語、第九合唱公演拝聴に細君とでかけた。
私は、頂いたお声掛かりへの返事は必ずyesだ。「人には沿うてみよ馬には乗ってみよ」の精神だ。これがこうした生涯初体験につながった。

家族は、激動・慶事続きの1年だった。
息子#2は新居を構え、第1子(男)も無事誕生。一人暮らしを始めた娘#4はトントン拍子で結婚し、来春には群馬県で新婚生活を始めることになりそうだ。娘#3はパートナーとベトナム旅行に行ったり機嫌よく過ごしている。娘#5は山梨での一人暮らしに慣れ、大学生活が軌道に乗ってきた。細君は相変わらず多忙に日々過ごしている。私が家にいることが圧倒的に多くなったが、模索しながらもそれなりの距離感がお互い掴めてきた感じかな。娘#1はあんまり変わらん感じだが、今年はその夫も含めて顔を合わせることができたのは収穫だった。

年初に書いた「100の予祝」は、途中で変わったりどうでも良くなったものもある。結局達成できなかったことも0ではないが、概ね叶えることができ、満足できる一年だった。

さあ、あと数日で2024年。今度はどんな年が待っているのやら。

夜明けの街角。そんな歌がなかったっけ。夜も明けて、もうすぐ年も明ける。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之

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