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あんこ
2022年8月27日 18:00
残暑の厳しい今年。八月も終わりに差し掛かった頃、届いた一冊の俳句集。山田牧(ぼく)さんの第二句集。表題句地球てふ青き方舟終戦忌八月十五日という深い意味のある一日を、「地球=青き方舟」というスケールの大きな視点から描いた一句。構成は四章立て。一章ごとに二句ずつ、感銘句を引きたい。赤とんぼ実家の門はいつも開き傷の掌に載せて全き冬林檎ゆうらりと昨日に続く冬瓜かな外套の夜気を
2022年8月26日 17:03
無季俳句は不思議です。有季俳句と同じ17音ながら、その詩の世界は季語に拠らないというだけで醸し出す世界観も構造もなんとなく違う。かといって、明確に「違う」「季語がないから俳句ではない」とも言い切れない。詩の、言葉の血縁から見れば、いとこのような関係?出会うと、気持ちがざわざわ・キラキラする。よく知っている人の知らない表情を見たような、軽いドキドキを感じる。なんで惹かれるのか、無視で
2022年8月21日 18:20
2022年8月に刊行されたばかりの『俳句がよくわかる文法講座』。井上泰至さん、堀切克洋さんの共著による本書籍の中で例句の一つとして私の俳句作品をご紹介いただきました☆作品は、第一句集『揮発』内、さざんくわや十数へたら鬼となるしかも、所属している俳句結社「炎環」の石寒太主宰の作品と同じページ内での掲載!二重の嬉しさ!! どうもありがとうございます💖本書のサブタイトルは「詠む・読