【連載】そして音楽は何処へ行く(5) 〜本気〜
前回までの話はこちら
▪️本気
前回、K子が「LIVEやるんなら、みんな知ってる曲選ばなきゃ」「原曲のままじゃ、つまらん」発言があり、LINEで曲を出し合う事になった。
そして「ラルク・アンシェル」「星野源」と言うキーワードが出た。「Piano+Drum+Vo.」というトリオ構成で果たして成り立つのか?と言う疑問を残しつつ、不安気な相棒をよそに事態は進んで行った。
LINEで意見を出し合い・・行き着いた結論
HONEY/ラルク・アンシェル
POP VIRUS/星野源
の2曲を次回やろうと言う事になった。どうにか決まった。「ラルク」に相棒は拒否反応出るかと思ったが、以外に前向きに
相棒「どんなアレンジにできるか楽しみです」
と前向きな反応。相棒は凹むどころか「本気」でやる気になってる模様。今回はしっかり曲を聴いて、自分の意見を言えている。ちょっと成長したなと思った。
曲も決まった事で「キー決め」をK子にお願いした。絵文字でOKが来た。
▪️アレンジ
「POP VIRUS」は原曲のアレンジが良く出来てる。わざわざ変える必要はないと思ってる。このトリオでやれる形にすればいいと思ってる。唯一どうするか考えるのは、8拍ごとに入るアナログ・シンセの厚いアタック音の代替えだ・・それくらいは何とかなる。
問題は「ラルク」だ。こいつは元が「ハード・ロック」でBPMも早い。おそらく、私以外のメンバーの頭にはアレンジの形はないはず。こいつのイメージを共有し合うのは難しそうだ。
なので、私の頭で鳴ってるアレンジが2、3パターんあるので、iPadに標準に入ってる「Grage Band」というDAWソフトで簡単にイメージを作ってみようかと考えた。久しぶりの「デモ作成」だ。
これまで個人活動で「オリジナル曲」を作る時はGuitar,Pianoで原曲を作曲し、簡単にGarage Bandで形にして「デモ曲」として作っていた。
K子はオリジナルもあるようなので、このトリオが上手く進んでいくのであれば、今後はオリジナルを作っていく方向にもなりそうだ。その時はGarage Bandで形にして、イメージを共有し合い、スタジオで実際に音を出して、バンド・アレンジし、LIVEで披露。
作品として、楽曲を作りなおし、CD化しなくても、音源として残し、ミニアルバムとしても良いかも。その時はこの「note」で音源販売をやってみても面白いかも・・と勝手な妄想は膨らむ。
さて、ラルクをピアノで音出して確かめてみます。
ちなみにGarage Bandの作成イメージはこんな感じです。