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忖度なしでホンマに正直に。灘に行って良かったこと良くなかったこと。

タイトル通り、灘に行って良かったことと良くなかったことを
分かりにくく、交互に書きます。かまいたち流。
お子さんをお持ちの方は、受験の際の参考にしてみて下さい。
奇数が良かったこと。偶数が良くなかったこと。

①一流、天才を知れた
灘にはあらゆる方面の「ホンモノ」が本当にいる。
教室の席に座っていると、
前は物理オリンピック金賞
右は情報オリンピックと数学オリンピック銀賞
左は壁
後ろは壁
なんてザラ。いや左後ろの席っ
彼らから刺激を受けることは多い。


②「普通」の感覚を失った
灘には一見頭のおかしいことをする人がたくさんいる。
価値基準が「面白いかどうか」である人が多いからだ。
「面白い」は、お笑い的なものだけではない。
人として面白いか、興味深いか、ということだ。
鉄道マニアを極め、文化祭で意味の分からないクオリティの作品を展示してくるやつもいれば
授業中にゲームしている生徒を見つけたらハンマーで殴り壊す、灘出身の先生もいる。

ここでは「普通」の感覚を失う。
皆、自分が面白いと思うものに、突き進む。
だれが普通でだれが普通でないか、わからない。

その結果、いわゆる「社会不適合者」「コミュ障」が大量発生する。
社会性を失い、まともに人と目を見て話せない人間や
人の気持ちがわからない人間がたくさん生まれてしまう。


③童貞をこじらせた
灘に入ると、高確率で童貞をこじらせる。間違いない。
しかしこれは、プラスの要素だと筆者は考える。
童貞、言い換えると恋愛経験が少ないオスは、
ある層に「可愛い」という形容詞で存在価値を認められる。
また、童貞、言い換えると恋愛以外を頑張ってきたオスは、
性格さえ明るければ、童貞をこじらせたエピソード
もしくは童貞を卒業したエピソードで大抵笑いが取れる。
皆だいたい最初は失敗する。可愛い。

④童貞をこじらせた
童貞をこじらせたことは、人生全体で考えると明確にマイナスである。
プラスであるはずがない。

童貞には社会的居場所がない。
22を過ぎて童貞のオスは、自らが童貞であることを必死に隠す。
社会人にもなって童貞であることは、何かしら人間的な欠陥があるのではないかと疑われるからだ。
童貞であることがばれないように、毎日血を出しながら深爪をする。
童貞であることがばれないように、車にひかれながら車道側を歩く。
ばれないように、彼女が2人いたことにして、どんなデートをしてどんな別れ方をしたのか、一応設定を作っておく。
童貞は健気なんだ。


⑤「普通」の感覚を失った
普通の感覚を失ったおかげで、ある分野では特異的なパフォーマンスを発揮することができる。
世間一般的な「安定な人生」「リスクのない人生」に捉われないから、本当に自分が満足する、ゾクゾクする人生を歩める。
「変な奴耐性」がついているから、変な奴がいても動じない。優しくなる。

⑥一流、天才を知れた
これは、ともするとマイナスにも働く。
12~18という、アダルトチルドレンならぬモラトリアムならぬ
思春期真っ盛りの時期に、何者でもない自分と向き合うことを強要される。
周りと比較する中で、特徴のない自分を認め、
ときには現実逃避し、でも歯を食いしばって
何者かになろうとする過程は、しんどい。


⑦noteで一定の方に見てもらえた
普段見てくださっている方、本当にありがとうございます。
灘というネームバリューがなければ、おそらく見て頂けていないだろうと思います。これからも温かい目で、どうぞ宜しくお願い致します。


物事には二面性があります。
裏と表がある。良い面もあれば、悪い面がある。
広い視野で物事を見れる人間になりたいものです。



(文責:灘五郎)

え、ホント!いいの?ダイスキ!