Yuki 2

渡部雄貴です

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渡部雄貴です

最近の記事

クラウドファンディング開始!

2024年フランス・パリ五輪に向けクラウドファンディングを公開させて頂きました! 「空飛ぶヨット」と呼ばれるナクラ17級は五輪種目最速のヨットです。水中翼により水面から浮いた状態で海上に設置されたコースを回り順位を競います。 こんな時期だからこそスポーツというフェアな場を通して「チャレンジし続ける事の大切さ」を発信して行きたいんです。 ご支援よろしくお願いします!

    • 空飛ぶヨットでパリ五輪挑戦

      今回は東京オリンピックに向けた活動で学んだこと、今感じていること、そしてパリ五輪への決意をここに書きました。 1995年生まれ。愛媛県出身、神奈川県にて活動 前職にて「トップアスリート育成事業」を立ち上げ「五輪種目最速のヨット」で東京五輪代表選手を目指す→海外を転戦し結果が出ず苦戦しつつもなんとか国内ランキングトップに→五輪前に事業撤退→営業職に戻る→元の生活に戻るが夢を諦め切れず2024年のパリ五輪を目指すと決意する→日本オリンピック委員会強化スタッフを務めつつ、海のF

      • SailGPピットからの景色8

        国の代表として7チームが世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回のテーマは「走る司令塔」です。 シーズン1のカウズ大会ではペデスタルが根元から折れたり、ハルの一部が剥げたりトラブル続きではあったものの大会2位、そして総合結果も2位と好調でした。そんなTeam Japanの直ぐ側で支え続けているのは「司令塔」であるチェイスボー

        • SailGPピットからの景色7

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回のテーマは「F50に乗った!」です。 「キィーーーーーン」 戦闘機の様な音を立てながら疾走する船は全てが目から鱗でした。 この船に乗った感想はヤバいとかスゴイとか、そんな薄っぺらい言葉しか出て来ません。語彙力が無いっていうのもありますが、スピードも迫力も何も

        クラウドファンディング開始!

          SailGPピットからの景色6

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回のテーマは「安全第一!」です。 安全第一船に乗る為には全員「セイフティーダイブトレーニング」をしてパスしなければ乗れません。 この水中での訓練が結構エグい。 ↓潜る時の格好はこんな感じ。 ヘルメットも被ります。 自分が潜っている時の写真は無いのでYouTub

          SailGPピットからの景色6

          SailGPピットからの景色5

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回のテーマは船が「海に浮かぶまで」です。 船が海に浮かぶまで約2時間? 日によっても変わるんですが、準備に時間が掛かる理由は基本的に「毎日ウィングを降ろして船をテントに閉まっているからです。 大型クレーンを使って「順番」に海に浮かべるんですが、ちゃんと各チーム

          SailGPピットからの景色5

          SailGP ピットからの景色4

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回は「船の組立て」についてお届けしたいと思います。 まずテントから組立てる? サーカス団の様に世界各地を転戦するSailGPは大量のコンテナと共に旅をします。 船が入っているコンテナもあればサポートボートだけが入ったコンテナや旋盤、ウィングセール、パーツが入っ

          SailGP ピットからの景色4

          SailGP ピットからの景色3

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回は動力を生む「ウィング」についてお届けします。 鎌倉大仏の1.8倍 このウィングは高さが24mもあるんです。最初見た時は「ウヒョ〜デカっ」と驚きました。 因みに鎌倉の大仏は台座入れて「13.35m」 ビル8階と同じくらいの高さのウィングセールとジブによって

          SailGP ピットからの景色3

          SailGP ピットからの景色2

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 今回は「水中翼」についてです。 デカいが繊細なダガーボード この水中翼は最も重要なパーツの一つです。手で直接触ると皮脂が付いて水が剥離してコントロールを失い易くなります。しかもサラッと触っただけで傷が付きます。かなりデリケート。取り扱いには細心の注意を払います。

          SailGP ピットからの景色2

          SailGP ピットからの景色

          7チームが各国代表として世界を転戦しながら優勝賞金100万ドル(約1億円)を懸けて戦うヨットのプロリーグ「SailGP」。時速100kmで走る船のちょっとマニアックな内容を数回に分けてお届けしたいと思います。 ①船の心臓まずは最も重要なパーツのうちの一つ。 遠くから見ると一見シンプルに見えますが、覗いて見ると、、、「とっても複雑」 これはハルとハルの間(中央)にある「ポッド」と呼ばれる船の心臓部です。油圧やバッテリー、電気関係のシステムが集約されています。様々な信号が送

          SailGP ピットからの景色