他の人が読んだ同じ本
読書をする面白さって、
その本を自分で完結させられるところにあるような気がする
自分だけの一冊になるところにあると思うのだ
沢山刷られる本だけど
一つ一つ最終系は違っていく
というのも、
本というのは言葉のみで表現されている。(図や絵がある場合を除いてだが、、、)
そうすると、読む側が、自分の見たもの、聞いたものを思い出しながら、
本の内容に自分の体験を映しだす
または、自分の知っている景色の中から、想像を膨らませて、本の中に新しい景色や未来をつくっていく
だから、同じ本でも、読む人によって、
それぞれ違う本になる気がするのだ
作者の意思を受け取りながら
自分の世界を創造できる
読書とは思っていたより生産的な活動のような感じもする
本を読みながら、そして読んだ後に
この本を読みながら他の人はどんな景色を想像したんだろう
他の人が読んだ同じ本には、どんな姿の登場人物がいたのだろう
そんなことを考えるとなんだか少し面白くなってきた
今日も本の続きを読んでから寝ようかな、
おやすみなさい🌙
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