あなたを変える行動経済学[読書記録]
70の法則
70の法則とは、複利の考え方をわかりやすくしたもので、
ざっくり
「私たちが毎日1%だけでも成長すれば70日後には2倍になりますよ」ということらしい
140日後には4倍、
210日後には8倍、
約1年後の350日後にはなんと32倍!
毎日たった1%でも成長を続ければ!
1年後の実力はおよそ32倍!
毎日の1%の努力が自分を大きく変える
たったの1%と思うけれど、それができた人とできなかった人では、大きな差がつく。
毎日昨日より今日が少しでも成長できるよう
小さな努力を怠らないようにしよう。
サンクコストは忘れること
埋没費用と訳され、
既に費やしたが、回収できない費用、労力、時間のことをいい、
サンクコストが意思決定に影響を及ぼすことをサンクコスト効果とも呼ばれている
私たちは、サンクコストに縛られて今の行動をどうにかしようとするけれど
費やしてしまってものに後からどうこう言っても仕方がない。
切り替えて、前を向いてサンクコストは忘れよう!あとから生きてくる可能性もあるから
福沢諭吉は、オランダ語でオランダ語と蘭学を熱心に学んで横浜へ帰ってきたら、外国人と会話がまるで通じず驚き、彼らがみな英語を話していることに気づいて落胆したそう。
でも、そこでこれからは英語だ!とサンクコストを忘れて英語を一から学び直した。おかげで今日本で知られるような歴史を残せた。彼は学んでいるうちにオランダのと英語が似ている点があることに気づき無駄ではなかったと思えたんだそう。
"サンクコスト"に縛られて意思決定をするのは怖いこと。一旦忘れて意思決定をしよう
人はデフォルトに弱い
私たち人間は"めんどくさがり屋"なんだということ
選択する時は、より簡単に選択できる方をえらぶ
選ばなくていいなら、選ばない、
言い換えると、誰かが選んでくれているものをそのまま選ぶ
レジ袋がわかりやすい例で、
この場合は少しの金銭が絡んでいるから損失回避の特性も働くが、デフォルトに弱い一例
もともとレジ袋がついているときはわざわざ断らずそのままつけておく、
デフォルトが"レジ袋なし"になるとわざわざつけるという選択をする人は格段と減る
デフォルトに流される特性を使うと、
ウイルスのワクチン接種なども、
あなたは○日受けるんですよ。と受けることをデフォルトにすると接種率は上がるのはわかっているけれど、
行かないという選択をした人がその連絡をするのは相当低い確率だから、ワクチンが無駄になる可能性もあり、それができないのだそう
人間の特性をうまく利用するのっておもしろいな🙂
行動経済学を知るのは楽しい!
自分の行動も振り返ることができるし、
人になにか頼み事がある時にも使えそうかな
お互いがいい気持ちで、時間を過ごし、選択できるように使えたらおもしろい
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