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隣の席での出会いがあったよ♪ <ヨシタケシンスケさんの絵本>

昨日、5回目の新型コロナワクチン接種を受けてきました。
予約した時間ちょうどに集合会場に到着しましたが、会場の案内がとてもスムーズで受付から終了まで30分もかからなかったような気がします。

16時という夕方の時間帯で入場者は途切れることなかったので、案内方のチームプレーがすばらしいですね。

郵送された接種通知文書を提出⇒ 医師による接種確認 ⇒看護師によるワクチンを接種⇒ 10分ほど会場の椅子で様子見

10分ほど椅子で様子見のところで、私のすぐ横に座ったのは5歳くらいの男の子とお母さんでした。すぐさま、お母さんは「トイレに行きたくなったから、ここでおとなしく待っていてね」と男の子に言ってそそくさと席を立ちました。

男の子は足をバタバタさせながら、まわりをキョロキョロ見ていて退屈そう。

そこで、私はトートバッグから、ヨシタケシンスケさんの「りゆうがあります」の絵本を取り出し、「ねぇ、この絵本の男の子、鼻をほじっているよ」と話かけました。

絵本の表紙(PHP)

「えっ、あっほんとうだ!」

男の子が絵本を覗きこんだところで、「鼻をほじるのはちゃんと理由があるんだよ」と言ったら、
「へぇー、鼻をほじるのに理由があるんだ。おもしろいなぁ」と大きな声で笑い始めました。

「じゃぁ、お母さんが戻ってくるまでこの絵本を読んでいようか」

「うん!」

私たちはちょっと声を低くして絵本を読み始めました。
数分でお母さんが戻られて、「あらら、絵本を読んでいただいたの。ありがとうございます」と言葉をかけていただきました。

いえいえ、なんと言ってもヨシタケシンスケさんの絵が男の子の興味を惹いたのです。
そして、この椅子に座っている場面にぴったしカンカンだったこと。
(男の子は鼻をほじっていなかったけれど。。。)

たまたまバッグに入っていたヨシタケさんの絵本で、数分楽しい時間を過ごしました。✨


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