怒涛のお客様相談室!<神様からのひと言>

本日はバリバリ会社員の本を紹介します。

神様からひと言 著者:荻原 浩さん

会社員は、上司との関係がすべてを決めると言っても過言ではない。ここをクリアできないと自分の立場は地獄となることがあるのでは?

いきなり質問を投げかけたが、本作は上司とひと悶着があって、お客様相談室に異動となった若き会社員 佐倉のお話。
そうは言っても、会社での奮闘だけでなく、プライベートも同じことを
問題としていることに気づき、大事な人を探し当ててしまうんだなこれが…

お客様相談室の先輩である篠崎さん、会社の運命を握っている人物の明石町の強烈な存在が心強く、社内の真相を暴き、最後の行動を実行することに。

私が興味深かったのは、お客様相談室での電話は
誰かと話したい、恐喝、本当に問題がある、と様々な事象があるということ。
電話の意図を汲み、言葉だけでない対応に苦慮している現実に
「お客様の声は、神様のひと言」という社訓は重くのしかかった。

しかし、ここを佐倉がどのように乗り切ったかが本作の醍醐味なのである。
ラーメン販売が舞台ということもあり、とんと召し上がれ!


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