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過去とこれから<僕が夫に出会うまで(コミック)>

僕が夫に出会うまで 原作:七崎良輔さん、漫画:つきづきよしさん

やわらかな風が吹く この場所で♪
今二人ゆっくりと歩き出す♪

GLAY「HOWEVER」の冒頭歌詞のように原作者の七崎さんは夫と歩み始めました。

七崎さんは、最初に「ゲイに生まれてしまったことを罰だと思い込んでいた僕が何を考え、何を感じて生きてきたか。僕のこれまでの人生を綴っていきたいと思う」と記しています。

その辿ってきた道のりは、全部ではないかもしれませんがこの漫画に描かれていますのであらすじを少し紹介します。

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小さい頃から僕の仕草は女の子っぽいらしいと感じていた。そして、同性を好きだという気持ちを隠し自分を否定していたが、自分自身で同性愛者だと認めた後に女性の友人にそのことを打ち明ける。

なんということを言ってしまったとはっとした時、友人は気持ちをわかってくれて一緒に「つらかったね」と泣いてくれというエピソード。

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自分を認めてくれるかはわからない。しかし、吐き出すように友人に語る七瀬さんの行動に胸を打ちます。

ここで七瀬さんは告白を「きもちのいいこと」と知って、ゲイとして生きることになり、現在の法律や世間での受け止め方に対してこう続けます。

「誰も自分を理解してくれなくても自分だけは自分の味方でいてほしい。いつか幸せになれると信じてほしい」

LGBTの人のみならず、今、困難な立場となっているすべての人に伝わる言葉ではないでしょうか。

1年後がどうなっているか見通しがつかない世の中で今後、日本の婚姻制度も変わるかもしれません。様々な声を知り、反映する社会であって欲しいと思います。

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