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アルコール依存克服ガイド:つい飲み過ぎてしまう人へ

こんにちは、心理士のなべたです。

「お酒がやめられない」
「お酒がないと眠れない」
そんな日々を過ごしていませんか。

この記事ではアルコール依存の改善法を解説します。
アルコール依存とうまく付き合うためのステップを踏み出しましょう。

参考にした書籍はこちらです。

アルコールの良くない特徴

お酒は百薬の長とも言いますが、一方で悪い側面もあります。

その悪い側面として、予定していたよりもたくさん飲んでしまったり、飲むべきではないときに飲んでしまったり、やめようと思ってもやめられなかったりします。

また、酔うためには以前よりも多く飲まなければならない、お酒が抜けると手が震えたり汗をかいたりするといった問題も起こります。

アルコール依存症になると、健康だけでなく、家族関係が悪化したり、社会的な立場などコツコツと築いてきたものを失ったりと人生のさまざまな側面に影響を及ぼす可能性があります。

お酒を飲みたくなるきっかけ

まず、自分がどのようなときにお酒を飲みたくなるのか、「引き金」と呼ばれるお酒を飲みたくなるきっかけや状況を同定します。

あなたはどのようなときにお酒を飲みたくなりますか。

よくある引き金としてはストレスが挙げられます。「ストレス」とは便利な表現ですが、もっと具体的に考えてみましょう。
詳しく見ていくと、孤独感や、仕事上の問題について考えすぎてしまうといった要素が見えてくるかもしれません。

以下にいくつかの例を挙げてみます。

【引き金】孤独を感じる→【行動】飲酒→【結果】孤独感がまぎれる
【引き金】考えすぎて眠れない→【行動】飲酒→【結果】眠れる
【引き金】イライラする→【行動】飲酒→【結果】→気持ちが良い

このように引き金がわかると、お酒が担ってきた役割が理解できてきます。

お酒の代わりとなる行動

自分がお酒に求める役割を理解したら、それと同じ役割を果たす健康的な行動に切り替えてみましょう。
お酒の万能性と即効性に太刀打ちできる代わりの行動を考える必要があります。

具体的には、「他人と一緒にできる」「一人でできる」「天気に左右されない」「すぐにできる」「場所を選ばない」の5つの要素を考慮しながら代替行動を考えてみてください。

先ほどの例で考えると、孤独感やイライラを感じたときには、誰かに相談する、以前楽しんでいた趣味に没頭するなどが考えられます。
また、急に飲みたくなったときには、炭酸水を飲む、飴をなめる、飲まないと決めた理由を再確認するといった行動も効果的です。

実際にやってみる

言われたことは忘れる、教わったことは覚えるかもしれない、深くかかわったことは学ぶ

ベンジャミン・フランクリン

この記事では、飲酒の問題を克服する方法について説明してきました。
しかし、誰もが当てはまる表面的なものでしかありません。

もし、自分が飲酒の問題を抱えているかもしれないと感じたら、「自分事」として問題と向き合い、解決する経験を重ねることが大切です。

実際に試してみることで、自分の飲酒習慣のパターンが見えてきて、自分なりの対処法でこの問題と上手に向き合うことができるようになるでしょう。


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