記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

スピリチュアルアニメ「神霊狩/GHOST HOUND」★4,5

好きアニメの一つ。

過去に闇を抱える三人の少年。
自分の存在について悩む一人の少女。
何か不穏な事が起きつつある町での物語。

2007年 全22話
原作 士郎正宗・Production I.G
監督 中村隆太郎
Production I.G20周年記念作品

目に見えない世界には、
やはり惹かれるものがある。
そういう世界と科学的要素の融合
したような作品がどーにも好き。
そしてコレは、
不気味さとポップさのバランスが良いのか、
何か妙に好き。
ちょっと設定が微妙な、イージーな所もあるけど。
でもこの世界観や、知的好奇心をくすぐる
この感じはたまらない。

幽世(かくりよ)か〜。
こんな世界があるかどうか知らんけど、
どっちにしろ、O.B.E. 幽体離脱、脱魂、
してみたいよね、やっぱ〜。
でも、脱魂できるキャラ多すぎない?笑
ふわふわしてみたーい。
あっちの世界のキャラもキモかわで良いね。

個人的に好きなキャラは、
山の爺さん、ブージャム、都の父。
旅する爺さん(猿田彦麿)は、妙に親近感あるし。
こういう人いたら、友達になって、話聞きたい。

何気にタチコマみたいなん出てくるのもまた嬉しい。

あと気になるのが、あれ、CMまたぎのシーン?
ていうのか、知らんけど、
なんか言ってそうだけど、聞き取れない。
気になる。

にしても、もっと学があれば、
もっと楽しめるんだろうな〜。


第一話 Lucid Dream -明晰夢- 
次回予告
「訓練すれば人は自由に夢の中で行動できるのだという
しかし、フランシス・クリックは夢の解釈について
大脳新皮質に記録された無意味な記憶を消去するためのもので
意味などないと断じている
クリックにとって人の意識は脳内に起こっている40Hzの共鳴現象でしかない
夢、夢の形、夢の世界、幽世」
E.M.D.R.- Eye Movement Desensitization and Reprocessing 
-眼球運動による脱感作と再処理- 


第二話
次回予告 
「トラウマに囚われた人を救う方法を人は様々に模索している
トラウマの元となる記憶を想起させながら眼球を運動させるこの方法は
大脳辺縁系の情報処理を再活性させるのだといわれている
けれど、それだけなのだろうか?
眼球が運動している時にその人は何かを見ているのではないか?
施術者の指の向こう側に」
Phobia Exposure
-恐怖症曝露-


第三話
次回予告
「他者から見たらなんでもないことでも
人は強い恐怖の対象とするときがある
意識による制御がきかない脳のこうした作用はどんな意図でデザインされたのだろうか
生存本能とはもはや無関係なものに対してまで
恐怖し続ける宿痾を背負う必要がどこにあるというだろう?」
Altered States of Consciousness
-変成意識- 


第四話
次回予告
「ライトオブパッセージ
人は痛みを伴わずして成長することがないのだとすれば
過去のどの瞬間が通過儀礼であったのかを知るために
記憶の漆黒の中からとげの痛みの感覚を手繰り寄せなければならない
しかしそれもまた死に至るまでに必要なイニシエーションなのだろう
人としての」
O.B.E. -Out of Body Experience 
-体外離脱体験-


第五話
次回予告
「1966年、ウエストバージニア州ポイントブレザントで
蛾のような怪物モスマンの集中目撃事件が起こった
調査を行なったジョン・A・キールは
ラジオから謎の声が自分に話しかけてくるといった
異常体験をした後、モスマンやUFO、妖精といった存在は
我々が知覚し得ない領域の
超越的な地球生命体ではないかと結論付けている」
Brain Homunculus
-脳の中のホムンクルス-


第六話
次回予告
「カナダの脳神経学者ワイルダー・ペンフィールドは
大脳新皮質を電極で刺激することで
まるで体外離脱をしているかのような感覚を引き出すことに成功した
脳の機能の局在性について著しい発見をしたペンフィールドはしかし、
心は脳の中にあるわけではないとする
デカルト的二元論に最後まで固執し続けたのであった」
L.T.P. Long Term Potentiation
-シナプス回路を変化させ、それを維持する能力 "人間の脳に於ける長期記憶の正体"-


第七話
次回予告
「1923年、フランスのソジー夫人はパリの地下に大勢の子供達が
秘密結社によって幽閉されていると訴えたがしかし、
警察、ソジーの夫など無数の人々が替え玉と入れ替わっていることに気づく
以来、妄想性人物誤認症候群の事をソジーの錯覚、
もしくはその報告者の名からカプグラシンドロームと呼ばれることとなった」
Revolution of Limbic System
-脳の扁桃体を中心とする記憶・情動を司る大脳辺緑系-その革命- 


第八話
次回予告
「恐怖に代表される人の情動を司る扁桃体と
脳における情報のインターフェイスである海馬
隣接したこの二つが記憶というものの神経メカニズム、
すなわちリンビックシステムと呼ばれる
リンビックは大脳の辺縁部位を示すが
語源であるギリシャ語のリンボは辺境、この世とあの世、
現世と幽世との境界をさす言葉なのだった」
Existential Ghosts
-実存主義的なる神霊-


第九話
次回予告
「2003年、ハートフォードシャー大学の心理学者リチャード・ワイズマン教授らが
ロンドンの古いホールに観客を集め
現代音楽の演奏途中で長さ7メートルのパイプから発生させた
超低周波音を聞かせた
その結果、22%の観客が異様な感覚を体験したという
幽霊はこうした低周波音が引き起こす感覚異常ではないかと
ワイズマンは推察している」
Affordance/T.F.T.-Thought Field Therapy-
-アフォーダンス[環境が生物に提供するもの]/思考場治療法- 


第十話
次回予告
「例えばその土地には川が流れ、肥沃な土地が広がっているとすれば
その土地は人に対して住みよい土地であることをアフォードしている
アフォーダンスという概念はその環境がもっているアプリオリな性質の中から
知覚者が恣意的に発見し、獲得する構図を表すが
ならば今の世界は人にいかなるアフォードをしているのだろうか?」
Syntax Error
-論理的統辞論に於ける過ち/プログラム・バグ- 


第十一話
次回予告
「メメント・モリ
そう他者に言われるまでもなく
人は己の死を意識せず生きていくことなどできない
己の死後についての考えはともかくも
近しい人の死をいたむ気持ちは
いかなる死生観、いかなる宗教観を持つ人にとっても等しく同じに違いない
メメント・モリ
それはこの世界に生きる人間が持つ数少ないコンセンサスの一つなのだろう」
Homeostasis Synchronization
-恒常性維持機能同調効果-


第十二話
次回予告
「シャーマニズムの本質がミルチャ・エリアーデが説く様に
脱魂・エクスタシー型にあるのか
ヨアン・エムルイズが重視する憑依ポゼッション型にあるのか
本質的に不価値な事柄について理性的な理解をするには
その儀礼や象徴から推し量るより術はない
しかしシャーマンのシステムは現在の社会でも
その呼び名を変えただけで生き続けている」
For the Snark was a Boojum, you see.
-そう、そのスナークはブージャムだった-


第十三話
次回予告
「独自のキリスト教倫理学を提唱したイマヌエル・スウェーデンボリは
霊魂の存在を物理的に探求するべく脳生理学、解剖学を学んでいたが
臨死を体験、死後の世界を自在に行き来するようになったことで
その研究をやめてしまう
後に純粋理性批判を著すイマヌエル・カントにも
スウェーデンボリの思想は高く評価されることとなる」
Emergence Matrix
-創発基盤-


第十四話
次回予告
「鎮魂
逝った人のことを思うこの言葉にはもう一つの意味がある
生きているものの魂は不安定で体につなぎとめておかねば乖離してしまうという
明治時代初期、本田親徳は鎮魂と神を人間の肉体におとす帰神を軸として
古代の神道を体現化し出口王仁三郎らに影響を与えたのだった」
Toward an Abandoned City
-廃市へ-


第十五話
次回予告
「ヤマトの国は言霊の咲きわう国だという
言葉そのもに霊的な力が伴うとするその考えは日本固有のものではなく
古代ギリシャよりロゴスの概念には言葉を神の秩序、
神そのものとも同一視されてきた
よごとであれまがごとであれその言葉を口にしたものの真理は言葉の意味が刻まれ
発言者自信とその環境の未来に深く影響を与える」
Hopeful Monster
-希望的な怪物- 


第十六話
次回予告
「スティーブン・ホーキングは宇宙は何故、今のように安定しているかについて
それは人間が存在しているからだという解釈に否を唱えていない
ブラックホールを命名したジョン・ウィーラーも
不確定性原理による量子確率論を現実の宇宙に合致させるためには
その宇宙の内部に観察するもの、すなわち人間が存在していることを
条件に定義付けている」
Implicate Order
-内在秩序- 


第十七話
次回予告
「コペンハーゲン解釈に疑念を抱いたデビット・ボームは
断片の中に全体が内包されるとする考えを提唱し
その概念の説明としてレーザーによるホログラフィーが
立体に見える構造を例に挙げた
部分と全体とが見えざる秩序によって結ばれるという
ボームの哲学的量子論は脳もまた、ホログラム的構造を有することを見通していた」
Holographie Paracligm
-水辺の量子重力理論-


第十八話
次回予告
「2008年、マッセイ大学のブライアン・ウィットウォース博士は
宇宙の物理現象は全て情報として還元できるとした上で
我々が現実と捉えるこの世界は実は他者がコンピューター内に作った
仮想世界であるとの説を発表した
手垢のついたSFのようだと評される一方で一部の人々からは共感を得る
というこの情報もまた宇宙の中に統合されている」
Negentropy
-可塑性時間-


第十九話
次回予告
「世界は常に乱雑さを増していくとする熱力学法則と
自己組織化を繰り返す生命現象とを折りあわせるべく
エルビン・シュレイディンガーはネガティブエントロピーの概念を提唱する
時間の不可逆性と相反するこの未知のエネルギーは
イリヤ・プリコジンが散逸構造論を表すまで可能性として存在し続けた」
Shaman's District
-シャーマンの領域-


第二十話
次回予告
「万能細胞開発競争の渦中、ES細胞捏造事件が起こり
一時研究は停滞していた
しかし2007年、京都大学山中伸弥教授らのグループは
体細胞に山中因子と命名された遺伝子を導入することで
人口多能性幹細胞、IPS細胞の開発に成功したが
同時期、MIPのラドルフ・ヤニッシュ教授らのグループも
ほぼ同じ実験に成功していた」
Stochastic Resonance
-確率共鳴-


第二十一話
次回予告
「微弱な信号を伝える時にランダムなノイズを加えることによって
ある確率の下、その信号伝達反応が増大するという確率共鳴現象は
人の脳における神経伝達回路や動物の感覚細胞に認められる機能であるが
もともとは地球の氷河期周期を説明するために提案されたものだ
現在の電子回路・・・」
「マサユキ!やばかとー!」
「太郎!」
「ボクがあんこの名前、呼ぶ!」
「早く・・・うちんこつ・・・」
Passage
-道程/暗黙知の次元-


★\(^^)/☆


Jah よ! へるぷみ~ (T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・ ☆彡(-人- ) 星に願いを・・・ らぶみーてんだー ♡♡♡ <3