「良い戦略、悪い戦略」を読む18 ー日常から離れ思索する時間の重要さー
「第17章戦略思考のテクニック」途中まで。(523字)筆者が博士課程の学生だった時、レポート作成のために、ある企業幹部にインタビューした話から始まる。
目標はなにか?
その経験はあるか?
その例は他の企業にあるか?
現在直面している困難な課題は何か?
それはなぜ困難なのか?
強みと弱みはなにか?
まだ戦略とは何かわかっていなかった筆者は必死に質問した。
(なおこの質問集も興味深い。ふとしたときに自分に問いかけること、として覚えておきたい。)
インタビューが終わった後、その幹部に感謝された。最近では最も有意義な時間だったと。「なぜそんなに感謝されたのか自分はただ質問しただけだったのに。」
その謎がずっと後で解ける。というところから戦略思考のテクニックに繋がっていく。
つまり日常的なことを繰り返し行っていると思考が近視眼的になる。筆者が質問をただひたすらするだけだったのに感謝されたのは、その幹部を近視眼的なところから引き上げたからだったのだ。
この話は非常に面白いので絶対に本で詳細を読んでほしい。そしてつい忙しいと言い訳してしまいがちな私たちには重要な話と思う。
どこかふと立ち止まってこどくな時間を作って思考にふけるのが大事と何かで読んだことがあるがまさにそれだと思った。
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