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八百万の神が集まる稲佐の浜~鳥取・島根の旅②~
2日目 島根の出雲大社に向かいます。
2日目
鳥取駅~出雲市駅(特急) 2時間程度
出雲市駅~出雲大社(バス) 36分
稲佐の浜、出雲大社観光
お宿 月夜のうさぎ泊
特急に乗って、鳥取から出雲市駅まで。約2時間程度。
出雲市駅に到着したら、出雲大社連絡所行きバスで!
30分に1本ペースで出ています。
着いたのは昼頃。ホテルに荷物を預けます。
今回のお宿は「月夜のうさぎ」。出雲大社鳥居から歩いて10分くらい。
荷物を持って歩くとなると、夏にはちょい遠く感じましたが
うさぎモチーフのかわいい宿でした。女子旅プランと温泉もあり、ここにしてよかったと!近くにファミリーマートもあり便利でした。
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宿に行くまでなぜか遠く感じたので、目の前のバス停でタイミングよくバスをつかまえて乗車。(本数たしか少なかった!)そして、鳥居前のバス停で下車、たぶん乗っている時間、5分くらい(笑)
まずは、お腹を満たさないと動けないとのことで、「出雲そば」のお店を探しました。
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何件か候補に挙げていて、人の出入りや定休日のお店もあり…。
今回はこちらにお邪魔しました。
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島根県の「出雲そば」は、岩手県の「わんこそば」、長野県の「戸隠そば」とともに日本三大そばの一つ。
荒木屋さんは江戸時代後期から200年以上も続く歴史あるお蕎麦屋さんでした。
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![](https://assets.st-note.com/img/1661266197960-MKhuReXCUA.jpg?width=800)
そば粉を使ったハート型の白玉が入ったぜんざい付き
めちゃくちゃかわいい
出雲そばは割子とよばれる器に盛られています。割子そばには正しい食べ方があるそう。
割子そばの食べ方
1.割子そばの上に薬味を適量のせます。
2.「の」の字を書くようにつゆをかけて召し上がります。
3.残ったつゆは次の器に移し、又同じようにつゆをかけてください。
4.最後に残ったつゆはそば湯の中に入れて飲んでください。
店内にも食べ方が書かれていたと思うので、ぜひ参考にしながら。
とにかく香りがよく、そばの味がとても伝わってきました。
後々知ったのですが、ぜんざいは出雲が発祥の地だとか!出雲大社には旧暦10月(神在月)に全国の八百万の神が集結します。その神事でふるまわれた「神在餅」からきているそうなのです。
ぜんざいってそんな神聖な食べ物だったとは今まで知らず…ありがたくいただきました。
パワーの感じられる食べ物をいただいたあとは、稲佐の浜に向かって歩きます。
稲佐の浜に向かうには、阿国の道とよばれるところを通っていきます。
まずは、出雲阿国のお墓に立ち寄りました。
歌舞伎の創始者だったんですね。(勉強不足で申し訳ない。)
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そのあとは、阿国ゆかりの寺「安養寺」にも立ち寄りました。路地の入ったところにあった気がしますが、看板があるため迷うことなく行けます。
中心道路に出ると、反対側には出雲阿国終焉の地の碑があります。
鳥居があり階段を上ると、頂上に出雲阿国塔があります。
これが、結構立派な大きさでした。
階段を上るのに、またしても疲れてしまったためしばし休憩(笑)。
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目的地の稲佐の浜が見えます
休憩後はあと少しの距離。稲佐の浜に到着です。
稲佐の浜は神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする神聖な場所。
神在月については以下のサイトが詳しく載っていたので、ぜひご一読を。
神在月に参ると、全国の神々にお会いできると聞いたことがあり…この時期には特に参拝者がたくさんいらっしゃるかも。
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島の名前は「弁天島」
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現在は砂浜からつながっています
![](https://assets.st-note.com/img/1661273361925-xkGnHsogOR.jpg?width=800)
明治のころから豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています
なぜ、出雲大社に参る前に稲佐の浜に来たかというと、こちらにあるお砂をいただきたかったから。稲作の浜から取ってきたお砂を、出雲大社の素鵞社に奉納し、そこにある砂と交換することができるというものです。その砂をお守りとして持ち帰りたかったので、前もって参拝方法を調べていました。
このような言い伝えや習わしを調べることが、おもしろいというかとても好きなんですよね〜。たくさんの人々が長い間守ってきたものを受け継ぎ、実践する。決まりだからというのもありますが、大事にしていきたいですね。
知っているだけで旅の楽しさ倍増です。
お砂をいただいて、いよいよ出雲大社本殿へ向かいます。つづく。
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