見出し画像

『筋トレが最強のソリューションである』

 標題のタイトルの本は、筋トレ社長であるTestosterone著のデビュー作ですが、2024年5月27日付で、その改訂版『筋トレが最強のソリューションである バルクアップ版』が出ました。

 私は、今から8年前のデビュー作当時から、著者の本を何冊も読んでいるのですが、言うことは、単純で、「食って、寝て、運動しろ(筋トレしろ)」だけですが、その単純明快さと文章に漂う明るさが大好きで、読み続けています。

 その本の冒頭で、デビュー作当時には明らかにされていなかったことですが、厚生労働省が、公の資料である次のタイトルで、筋トレを推奨することとなったと書かれているのです。

●『健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023』(令和6年1月 健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会)
 ※ネットでこのタイトルで検索するとヒットしますので、みなさんも見てみてください。公の文書で、運動をこれだけ推奨しているのかとびっくりします。

 その中の記載では、次のように書かれています。

●全体の方向性…個人差を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組む。今よりも少しでも多く身体を動かす。

・成人の場合
 「歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上)」、
 そして、運動として、「有酸素運動・筋力トレーニング・バランス運動・柔軟運動など多要素な運動を週3日以上」、
 なかでも、「息が弾み汗をかく程度以上の運動を週60分以上」で、目安として、「【筋力トレーニングを週2~3日以上】」と、「【 】書き、かつゴシック体」で、強調して書かれているのは、結構インパクトがあります。
 また、座位行動については、「座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する」と、明記されており、デスク・ワークが中心の方には重要な記載です。

 なお、他の区分としては、高齢者については、「身体活動を1日40分以上(1日約6,000歩以上)」と記載されています。
 ※こどもの場合は省略します。

 ここで言う筋力トレーニング(筋トレ)とは、「負荷をかけて筋力を向上させるための運動。筋トレマシンやダンベルなどを使用するウエイトトレーニングだけでなく、自重で行う腕立て伏せやスクワットなどの運動も含まれる。」と定義されています。

 つまり、8年前、筋トレ社長であるTestosterone氏が、デビュー作で叫んだ「筋トレが最強のソリューションである」ということが、国にも認知されて、公の資料として開示されてきたということなんです。

 言わずもがなですが、これらの推奨する値については、成人などを対象にしたコホート研究をレビューした結果にもとづいており、「身体活動と生活習慣病や死亡リスクの間には、身体活動量が多いほど、疾患発症や死亡リスクが低いという関係がみられる」と明記されています。

 また、筋トレについても、バックデータがあり、「筋トレにより、筋力、身体機能、骨密度が改善し、高齢者では転倒や骨折のリスクが低減することが示されている」他、「筋トレを実施している群は、実施していない群と比較して、総死亡および心血管疾患、全がん、糖尿病、肺がんの発症リスクが、有酸素運動の身体活動量にかかわらず、10~17%低いことが示されている」とのことです。

 まさに、筋トレブームを起こしたと言えるTestosterone氏に、時代が追い付いてきた状況なんです。

 私は、朝・晩の「ラジオ体操(第一・第二)+四股踏み歴(50回)」歴20~25年以上なんですが、筋トレは、週に1回程度、ダンベル体操をやるくらいなので、上記のデータからは、筋トレ量が不足しているなと感じました。

 もう少しの筋トレ量拡大が次の目標です♡。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?